東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月16日 本日の見出し
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米中が第1弾合意文書に署名も材料出尽くし感。
2万4,000円を手前にしての揉み合いが続く展開に。
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■本日の日本株概況
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前日の夜に米中が貿易協議の第1弾合意文書に署名。
合意文書には、
知的財産保護や中国による米IT(情報技術)技術移転の強要の禁止、
米農産品輸入の拡大、人民元安誘導の抑止、
中国の金融サービス市場の開放などが盛り込まれています。
今回の合意では昨年9月発動分の関税は引き下げられますが、
それ以外については、中国による第1段階合意の順守状況次第で
引き下げていくとのことです。
先行きには多少不透明感も残りますが、
「今よりは良くなる」との期待が
投資家心理を強気に傾けております。
ただ、米中が第1弾の合意に至るとの材料は、
既に株価に織り込み済み。
日経平均株価が一段の上値を追うには材料不足感もあり、く
2万4,000円を前に揉み合う展開が続きそうです。
1月末から2月にかけては決算発表が多く控えるため
個別企業の業績を材料にした売買が中心になっていくでしょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業株30種平均』
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比126ドル03セント高の2万9,065ドル70セントと続伸。
米中政府が貿易協議の第1弾の合意文書に署名し、
米国景気と企業業績の追い風になるとの見方から買いが優勢となりました。
2019年10~12月期決算で1株利益が市場予想を上回った
医療保険のユナイテッドヘルス・グループが上昇も、
米銀大手バンク・オブ・アメリカが
「今年前半の金利収入見通しは低調になる」と述べ、
嫌気した売りに押されるなど、決算発表を材料に売買がなされています。
ハイテク株にも買戻しが入り、ナスダック総合株価指数は反発。
一方、米中貿易合意に中国通信機器大手、
華為技術の取引規制の解除が盛り込まれず、
半導体株には売りが優勢となりました。
『為替』
15日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=109円85銭~95銭と円高に傾倒。
米長期金利が低下し、日米金利差が縮小するとの観測から
円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
15日のシカゴ日経平均先物3月物は前日比45円安の2万3,935円と反落。
15日の大取で日経平均先物が反落した地合いを引き継ぎ、
上値の重い展開となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,030.22 (+90.55)
・ナスダック:9,258.695 (+7.366)
・S&P500:3,289.29 (+6.14)
・為替 ドル円:109.85-109.86(-0.05)
『国内』
・日経平均株価:23,916.58(-108.59円)
・TOPIX:1,731.0653(-9.47)
・日経ジャスダック平均株価:3,925.57(+12.70)
・東証マザーズ指数:887.00(-0.46)
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■本日のイベント
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『国内』
11月機械受注(8:50)
12月企業物価指数(8:50)
『海外』
米12月輸出入物価指数(22:30)
米12月小売売上高(22:30)
米1月フィラデルフィア連銀景気指数(22:30)
米11月企業在庫(1/17 0:00)
米1月NAHB住宅市場指数(1/17 0:00)
米11月対米証券投資(1/17 6:00)
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■決算発表銘柄
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グランド
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■本日の注目銘柄
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・【3907】シリコンスタジオ
19年11月期の連結経常損益は6,000万円の黒字に浮上し、
20年11月期の同利益は前期比2.7倍の1億6,000万円に急拡大する見通し。
※こちらは直近材料が出た銘柄など、
アナリスト注目の銘柄で推奨ではございません。
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