東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月15日 本日の見出し
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米中協議に関する好材料出尽くし感から売りが優勢に。
個別の企業業績を材料にした売買は活性化。
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■本日の日本株概況
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ムニューシン米財務長官は14日、
中国との第2段階の通商合意が完了するまで
中国製品に対する関税を維持する考えを示しました。
同長官は記者団に対し
「第2段階の合意があるまで関税は継続する。
第2段階の合意が速やかに得られれば、
トランプ大統領は第2段階の一環で関税解除を検討する」と述べています。
先々には関税が撤廃されるとの楽観的な見方はできるものの
目先の好料出尽くし感は否めず、
本日は利益を確定する売りが優勢となりそうです。
直近上昇していた銘柄については
利益を確定する売りが加速する可能性があるため
高値圏の銘柄を保有されている場合は
少し注視していただければと思います。
一方で、米国の銀行大手決算が好感されるなど
個別の企業決算を材料にした売買は活発です。
好決算銘柄の押し目などを狙った
短期目線の推奨をすすめていければと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業株30種平均』
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比32ドル62セント高の2万8,939ドル67セントと続伸。
14日はJPモルガン・チェースなど米銀行大手が決算を発表。
市場予想を上回る結果となり、
米企業業績への楽観論につながったことで
買いが先行する展開となりました。
一方で、午後に入り米ブルームバーグ通信が、
米中が貿易協議の「第1段階」の合意文書に署名しても
「米政府は大統領選後までは追加関税を引き下げない」と報じたことで
米中摩擦の不透明感が意識され下げに転じる場面も。
最近の相場上昇をけん引してきたハイテク株には
利益を確定する売りが優勢となり、ナスダック総合株価指数は反落しています。
『為替』
14日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=109円95銭~110円05銭と円高に傾倒。
米国が対中追加関税を当面維持するとの報道が流れたことで
リスク回避の円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
14日のシカゴ日経平均先物3月物は前日比40円高の2万3,980円と続伸。
米銀行の好決算を手掛かりにダウ工業株30種平均が続伸し、
日経平均先物にも買いが先行したものの
米中摩擦の不透明感から伸び悩んで終了しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,939.67 (+32.62)
・ナスダック:9,251.329 (-22.603)
・S&P500:3,283.15 (-4.98)
・為替 ドル円:109.88-109.89(-0.10)
『国内』
・日経平均株価:24,025.17(+174.60円)
・TOPIX:1,740.53(+5.37)
・日経ジャスダック平均株価:3,912.87(+17.41)
・東証マザーズ指数:887.46(-2.43)
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■本日のイベント
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『国内』
12月マネーストック(8:50)
12月工作機械受注(15:00)
5年国債入札
地域経済報告(さくらレポート)
第3回自動運転 EXPO(東京ビッグサイト、~1/17)
『海外』
米12月生産者物価指数(22:30)
米1月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
ベージュブック
米中通商協議「第1段階」合意の署名式予定
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■決算発表銘柄
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不二越、ニッケ、シリコンスタシオ、
川口化、川崎地質、アクトコール、マルカ、ノダ
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■本日の注目銘柄
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・【3760】ケイブ
20年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常損益は
1億1,300万円の赤字(前年同期非連結は4億4,400万円の赤字)に赤字幅が縮小。
※こちらは直近材料が出た銘柄など、
アナリスト注目の銘柄で推奨ではございません。
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