東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月25日 本日の見出し
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米中の貿易交渉や米政局についての不透明感強まる。
売り先行後は配当権利取りを狙った買いが支えに。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
NYダウの下落や為替の円高傾倒が重しとなり、
本日は売りが先行しそうですが、
明日に配当の権利付最終日を控えるため
配当権利取りを狙った買いが支えとなるでしょう。
また、25日は日銀が7月29~30日に開催した
金融政策決定会合の議事要旨を公表するほか、
8月の企業向けサービス価格指数も発表も予定されています。
増税前のタイミングですので、
経済指標は先行きを見通す材料として注目されやすく
予想よりも弱い内容となれば懸念感が強まる可能性には注意。
米中の貿易交渉については
トランプ米大統領が国連総会の演説で、
「米国民にとって悪い取引は受け付けない」と発言しています。
少し前まではリスクが後退していたように見えましたが、
ここ数日はネガティブなニュースの方が多く伝わっています。
米中貿易摩擦については、ポジティブな話題が出てきても、
まだまだ合意に達する段階ではないし、
期待感は長続きしないと思っておいた方がいいでしょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
24日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比142ドル22セント安の2万6,807ドル77セントと反落。
米野党・民主党のペロシ下院議長は24日、
トランプ大統領の弾劾に関する正式な調査を開始すると表明したため
政治面での先行き不透明感が意識されています。
また、トランプ米大統領が国連総会の演説で、
中国の貿易慣行や為替操作などを批判し、
貿易交渉について「米国民にとって悪い取引は受け付けない」と発言したことも
米中対立の長期化を警戒させ、売り材料となりました。
9月の米消費者信頼感指数が大幅に落ち込み、
米景気減速が警戒されたのも重荷に。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落しています。
『為替』
24日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円05~15銭と円高に傾倒。
市場予想を下回る米経済指標を受けて米景気減速への警戒感が強まったほか、
米政治を巡る不透明感が意識され、円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
24日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比80円安の2万1,705円と続落。
トランプ米大統領が24日の国連総会で
中国の貿易慣行などを批判する強硬な姿勢を示し、
米中貿易協議の進展期待が薄れたことで売りが波及しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,807.77ドル (-142.22)
・ナスダック:7,993.627 (-118.835)
・S&P500:2,966.60 (-25.18)
・為替 ドル円:107.13-107.14(-0.46)
『国内』
・日経平均株価:22,098.84円(+19.75円)
・TOPIX:1,622.94(+6.71)
・日経ジャスダック平均株価:3,385.47(+15.50円)
・東証マザーズ指数:879.65(+15.67)
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■本日のイベント
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『国内』
日銀金融政策決定会合議事要旨(7/29~7/30開催分)
日米首脳会議
8月企業サービス価格指数(8:50)
40年国債入札
『海外』
米8月新築住宅販売(23:00)
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■本日決算発表
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西松屋チェ
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■本日の注目銘柄
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・【6096】レアジョブ
前日に上抜いた25日線を支えに、上値を追う展開に期待。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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