東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月24日 本日の見出し
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26日の配当権利付最終日を控えて下げにくい相場が続く。
テクニカル面では加熱感も強く上値は限定的。
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■本日の相場概況
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『国内』
24日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比19円75銭高の2万2,098円84銭と続伸。
今週木曜日は9月中間期末の配当権利付最終日ですので、
配当や株主優待の権利取りの思惑が支えとなったほか、
再投資への思惑も波及した模様です。
また、ムニューシン米財務長官が
米FOXビジネステレビのインタビューで10月前半に開く
閣僚級の米中貿易協議について、再来週開かれる見通しだと説明。
ただ、前日発表の欧州経済指標の悪化など
外部要因への警戒感は強く
内需関連などへの買いが中心となっています。
テクニカル面では相場の過熱感が見られることも
上値を押さえる要因となりました。
米中貿易協議が来週ワシントンで再開されると伝わったことを背景に
個人投資家の心理が改善し、内需株が物色されたことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸して終了。
『海外』
24日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
ムニューシン米財務長官が通商問題を巡る米中閣僚級協議が
再来週に再開すると述べたと伝わり、投資家心理の支えとなりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円61銭近辺と円高に傾倒。
23日発表のドイツのPMIが10年3カ月ぶりの低水準となり、
欧州景気の落ち込みが意識されたことで、
世界景気減速を意識した円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
米中貿易摩擦など世界景気への不透明感は強いものの、
海外からの日本株への資金流入が見られるなど
需給面は改善しており、
年末に株高を見込む声も出てきています。
テクニカル面を見ると短期的には過熱感が強いため
一旦の調整局面を迎える可能性には注意しなければいけませんが、
利益を取りやすい相場展開が続く期待はできるでしょう。
目先は9月末の配当権利落ち日である今週末27日や
米中通商協議に関するヘッドラインには注意しつつ
短期目線での売買を進めていければと思います。
また、相場が押した場面に大きく資金を入れられるように
値動きが重い銘柄などはある程度整理しておくといいでしょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,949.99ドル (+14.92)
・ナスダック:8,112.462 (-5.212)
・S&P500:2,991.78 (-0.29)
・為替 ドル円:107.61-107.62(-0.31)
『国内』
・日経平均株価:22,098.84円(+19.75円)
・TOPIX:1,622.94(+6.71)
・日経ジャスダック平均株価:3,385.47(+15.50円)
・東証マザーズ指数:879.65(+15.67)
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■明日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合議事要旨(7/29~7/30開催分)
日米首脳会議
8月企業サービス価格指数(8:50)
40年国債入札
『海外』
米8月新築住宅販売(23:00)
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