東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■7月22日 本日の見出し
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前日の米国株下落が嫌気されて売りが先行。
参院選通過や為替の円安傾倒が下支えに。
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■本日の相場概況
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『国内』
22日の東京株式市場で日経平均株価は
前週末比50円20銭安の2万1,416円79銭と反落。
大幅な利下げ期待の後退を受け
前週末の米国株が下落したことが嫌気され、
寄りつきから売りが先行。
イラン情勢の緊迫や香港での大規模デモの長期化などへの警戒も
投資は心理を冷やす要因となりました。
今週半ば以降に主要企業の決算発表、
今月末に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて
様子見ムードも強まっています。
一方で、参議院選挙を無事通過し、
政権基盤の安定が好感されたことや
外国為替市場での円安進行は支えとなりました。
新興市場で材料が出た銘柄を中心に
個人の物色が向かいましたが、広がりは限定的で
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反落しています。
『海外』
22日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反落。
ハイテク新興企業向け新市場「科創板」の取引が始まり、
注目度の高い新市場に上場した銘柄に投資資金を充てるために
既存の上場銘柄には換金売りが波及しています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円95~96銭近辺と円安に傾倒。
米連邦準備理事会(FRB)の早期の大幅利下げ観測が後退し、
米長期金利の上昇と合わせてドルの買い戻しが入った
前週末のニューヨーク市場の流れが続いています。
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■明日の日本株見通し
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今回は参議院選挙通過での海外からの資金流入は限定的です。
政権の安定化は通常好感されるものの、
消費増税実施の確度が一段と高まったことが
内需株の重荷となっているほか
トランプ米大統領が日米貿易交渉で
為替条項について言及する可能性も意識されている模様。
前週末より日経平均株価が乱高下を続けており、
方向感が見えにくいことも懸念要因でしょう。
先行きが見通しにくい中で
まずは今週より本格化する企業決算に注目が集まりますが、
一足先に大幅減益の決算を発表した安川電機が
決算後の下げを既に戻しているところを見ると
悪材料出尽くし感から買われてくる銘柄が
多くなる期待はできるでしょう。
月末の米FOMC通過までは低調な商いが予想され、
決算通過で買いやすさが増した銘柄への
個別物色の動きが中心となりそうです。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,154.20ドル (-68.77)
・ナスダック:8,146.489 (-60.754)
・S&P500:2,976.61 (-18.50)
・為替 ドル円:107.97-108.02(+0.33)
『国内』
・日経平均株価:21,416.79円 (-50.20円)
・TOPIX:1,556.37(-7.59)
・日経ジャスダック平均株価:3,449.82 (-3.89円)
・東証マザーズ指数:888.97(-7.08)
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■明日の予定
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『国内』
40年国債入札
『海外』
英国保守党党首選の決選投票結果を公表予定
世界貿易機関(WTO)一般理事会(~7/24)
米5月FHFA住宅価格指数(22:00)
米6月中古住宅販売(23:00)
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■株式2.0参加者様へワンポイント!
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アナリストの江口です。
日経平均株価は乱高下していますが、
個別銘柄には物色の動きが見られているため
充分に利益を狙える相場が続いているでしょう。
少し推奨銘柄が多くなってきていますので、
なかなか動かないものは整理して
最新分析の銘柄に資金を動かすなど
回転売買を進めていっていただければと思います。
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