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■8月27日 本日の見出し
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トランプ米大統領の記者会見を受け米中協議への期待広がる。
買戻しが先行するも、ボラティリティの高さを嫌気して上値は限定的。
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■本日の日本株概況
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先進7カ国首脳会議(G7サミット)後の記者会見で
トランプ米大統領は米中問題に関して
「われわれは冷静な態度で協議や協力を推し進め、
問題を解決する用意がある」と語りました。
この発言を受けて、
米中協議への期待が広がったことから
昨夜のNY株は上昇し、為替も円安方向に動いています。
ただ、今年の8月は米S&P500種株価指数が
1%以上の値動きになった日が、
先週末時点で17営業日のうちすでに9営業日となるなど、
トランプ米大統領の発言で
相場が上下に大きく動く展開が続いています。
ボラティリティの高い
(しかもタイミングが予測不可能な)相場には
手掛けにくさがあることから
投資家は持ち高を増やしにくく、
本日買い戻しが一巡した後は、
積極的に上値を追う動きは取りにくいでしょう。
ただ、2万円付近での指数の底堅さは確認済みですので、
「下げたら買って、戻したら売る」を繰り返すことで
充分利益は狙えそうです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
26日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比269ドル93セント高の2万5,898ドル83セントと反発。
トランプ米大統領が26日、
主要7カ国首脳会議(G7サミット)で記者団に
「中国との交渉を再開する。とても大きなことが起きるだろう」と述べ、
米中協議への期待感が広がっています。
中国で製品の多くを生産・販売するアップルや、
スポーツ用品のナイキなど
前日に売られた銘柄に買い戻しが見られました。
また、イラン問題についてもトランプ大統領が、
イランのロウハニ大統領との会談について
「環境が整えばもちろん同意する」と述べ、
前向きな姿勢を見せたため、懸念感が後退。
ただ買い一巡後は、
米中ともに制裁関税は発動される見通しは変わっておらず、
世界経済への影響懸念も変わらないとして伸び悩む展開となりました。
半導体関連などに買いが入ったことで
ナスダック総合株価指数は反発して終了しています。
『為替』
26日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円05~15銭と円安に傾倒。
トランプ米大統領が26日に
中国との貿易協議を再開する方針を示し、
投資家がリスクを回避する姿勢を後退させています。
『日経平均先物』
26日のシカゴ日経平均先物9月物は前週末比350円高の2万0,540円と反発。
米中対立の懸念が後退したことで日経平均先物にも買いが入りました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,898.83ドル (+269.93)
・ナスダック:7,853.735 (+101.969)
・S&P500:2,878.38 (+31.27)
・為替 ドル円:106.08-106.09(+0.35)
『国内』
・日経平均株価:20,261.04円(-449.87円)
・TOPIX:1,478.03(-24.22)
・日経ジャスダック平均株価:3,308.95 (-22.97円)
・東証マザーズ指数:864.63(-14.94)
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■本日のイベント
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『国内』
企業サービス価格指数(8:50)
『海外』
米6月FHFA住宅価格指数(22:00)
米6月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米8月消費者信頼感指数(23:00)
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■本日の注目銘柄
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・【4442】バルテス
前日に決算後の窓を埋め、25日線を上抜いて終了。
今年のIPOで、値幅を狙った買いも集まりやすい。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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