11月4日(木)米FOMCを無事に通過したことで買い優勢に。
■東京市場大引け
米FOMCを無事に通過したことで買い優勢に。
好決算を発表した銘柄への物色も続く。
■本日の日本株概況
『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比273円47銭高の2万9,794円37銭と反発。
前日の米FOMCを無事通過したことが好感され、
幅広い銘柄に買いが先行する展開となりました。
企業業績が概ね良好であることも
相場の支えになっています。
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続伸して終了。
『海外』
4日午前の中国・上海株式相場で、上海総合指数は反発。
2営業日ぶりに節目の3,500を超えました。
指数は前日に約2ヶ月半ぶりの
『為替』
4日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=114円17~18銭近辺と円安に傾倒。
3日の米FOMC後の日米の株高や
米長期金利の上昇を材料視した円売りが優勢となりました。
■明日の相場見通し
Kanonです。本日もお疲れさまでした。
本日の後場に、決算を発表したトヨタ自動車は
22年3月期の業績予想を引き上げ、
連結純利益が前期比で11%増の2兆4,900億円となる見通しを発表。
為替の影響を加味すると、
半導体不足が重荷で実質下方修正となったものの、
今後の減産リスクについては、
「相当低くなっているが、まだ状況が許す感じではない」、
「半導体以外では危機的なものはない」としており、
市場では概ね好感されています。
ただ、買い一巡後は、伸び悩む場面も見られており、
上値追いにはやや慎重な投資家が多い模様。
日経平均株価も3万円に近付いた場面では、
高値警戒感から利益を確定する売りが波及しています。
主力株の上値が重くなるなかでは、
値ごろ感や業績の好調さを手掛かりとした
中小型株への物色が進みやすいとして
明日の相場を見ていきましょう。
■明日の予定
『国内』
9月家計調査(8:30)
『海外』
米10月雇用統計(21:30)
■主要指数
『海外』
・NYダウ:36,157.58(+104.95)
・ナスダック:15,811.584(+161.981)
・S&P500:4,660.57(+29.92)
・為替:114.20-114.21(+0.55)
『国内』
・日経平均株価:29,794.37(+273.47)
・TOPIX:2,055.56(+23.89)
・日経ジャスダック平均株価:4,015.80(+12.78円)
・東証マザーズ指数:1,143.44(+4.86)