日本投資機構 公式ブログ

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9月17日(金)経済正常化や国内政治の変化に期待しての買いが続く。

 

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■9月17日 本日の見出し
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経済正常化や国内政治の変化に期待しての買いが続く。
週末で手仕舞い売りが上値の重しも、堅調な展開に。

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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比176円71銭高の3万0,500円05銭と反発。

前日の米ナスダック指数が上昇したことを受けて、
グロース株を中心に買いが先行する展開となりました。

買い一巡後は、3連休前ということで利益を確定する売りが波及し、
伸び悩む場面も見られましたが、
押し目買いが入ったことで、再度上げ幅を拡大。

指数は本日の高値付近での終了となりました。

前日に利益を確定する売りが強まった
新興市場でも買いが優勢で、日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も反発して終了しています。

『海外』

17日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。

中長期的な相場の先高観が根強いなか、
堅調な業績や政策支援が期待できる大型株を中心に押し目買いが優勢となりました。

『為替』

17日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円84銭近辺と円安に傾倒。

16日発表の8月の米小売売上高などの
米経済指標が市場予想を上回ったことを受け、
対主要通貨でドル買いが優勢となっています。

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■来週の日本株見通し
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今週も国内の政策に期待した買いが続き、
9月14日には日経平均株価が31年ぶりの高値を更新する場面も見られました。

ただ、同水準ではさすがに過熱感が意識された模様で、
週後半にかけては利益を確定する売りも波及。

とはいえ、利益を確定する売りが強まった16日でさえ、
188円54銭安にとどまっており、買い意欲の強さが伺えます。

海外からの資金流入も見られており、
16日に発表された9月第2週の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、
1兆0,586億円の買い越しとなっています。

日本株が米国株価指数などに比べて相対的に割安である点も好感されていると見られ、
来週にかけても下値での買い意欲の強い展開が想定されるでしょう。

ただ、21-22日に米FOMCを控えるほか、20日と23日は祝日で休場となり、
スケジュール面では手掛けにくさが意識されそうです。

米中の株価が不安定になっていますので、
つれ安や手仕舞い売りには注意しつつも、
しっかりと下値での買いを狙っていきたいです。

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■火曜日の予定
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『国内』

日銀金融政策決定会合(~9/22)

『海外』

FOMC(~9/22)
米4-6月期経常収支(21:30)
米8月住宅着工件数(21:30)
米20年国債入札

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:34,751.32(-63.07)

・ナスダック:15,181.924(+20.394)

・S&P500:4,473.75(-6.95)

・為替:109.91-109.93(+0.56)

『国内』

日経平均株価:30,500.05(+176.71)

TOPIX:2,100.17(+10.01)

・日経ジャスダック平均株価:4,084.10(+22.67円)
 
東証マザーズ指数:1,165.12(+23.84)