10月18日(月)足元で発表が進む決算の好調さを評価した買いが優勢。
■東京市場寄付き
足元で発表が進む決算の好調さを評価した買いが優勢に。
11時発表の中国経済発表にも注目。
■本日の日本株概況
おはようございます、Kanonです。
足元で発表が進む2月期決算で
良好な内容が続いていることもあって、
インフレが企業業績の下押し圧力になるとの
過度な懸念感が後退。
週末中には「政府が、経済安全保障の観点から
育成が必要な先端技術開発のための基金を創設する」と報じられており、
新政権による成長戦略にも注目が高まっています。
31日の衆院選や、来月にかけて本格化する決算発表に向けて、
期待感は続きやすいと見られますから
本日も買い先行の展開が想定されるでしょう。
ただし、日経平均株価が2万9,000円に
乗せた水準では戻り売りも出やすく、
25日移動平均線の位置する2万9,273円近辺も
壁として意識されやすいと見られます。
同価格帯での売り圧力の強さは少し慎重に見たいところです。
チャイナリスクも意識されるなか
本日11時には中国の経済指標も複数発表されますので、
前場は少し慎重に見つつも、買いを狙っていきましょう。
■前日の海外概況
『NYダウ平均』
15日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比382ドル20セント高の3万5,294ドル76セントと続伸。
米主要企業の好決算の発表が目立ち、
投資家心理が上向いたことで、
9月上旬以来の高値で終了しています。
15日朝発表の9月の米小売売上高が、
前月比0.7%増と市場予想(0.2%減)に反して増加したことも
投資家心理を好転させる要因に。
ハイテク株にも買いが優勢となり、
ナスダック総合指数も続伸して終了しています。
『為替』
15日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=114円20~30銭と円安に傾倒。
良好な米経済指標を受けて
投資家が積極的にリスクを取る姿勢を強め、
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となっています。
『日経平均先物』
15日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比455円高の2万9,185円と続伸。
企業の好決算や経済指標を手掛かりに、
米国株が上昇し、日経平均先物にも買いが優勢となりました。
■本日の予定
『国内』
9月首都圏マンション発売(13:30)
『海外』
中国7-9月期GDP(11:00)
中国9月鉱工業生産(11:00)
中国9月小売売上高(11:00)
米9月鉱工業生産(22:15)
米8月対米証券投資(10/19 5:00)
■主要指数
『海外』
・NYダウ:35,294.76(+382.20)
・ナスダック:14,897.340(+73.911)
・S&P500:4,471.37(+33.11)
・為替:114.30-114.32(+0.21)
『国内』
・日経平均株価:29,068.63(+517.70)
・TOPIX:2,023.93(+36.96)
・日経ジャスダック平均株価:4,001.86(+35.24円)
・東証マザーズ指数:1,126.27(+27.55)
■本日の注目銘柄
・【2404】鉄人化計画
前期最終は赤字縮小で着地・6-8月期(4Q)最終は黒字浮上。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。