10月5日(火)インフレ懸念の高まりを受けて売り先行の展開に。
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■10月5日 本日の見出し
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インフレ懸念の高まりを受けて売り先行の展開に。
52週移動平均線の水準では押し目買いも。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
昨夜の米国株市場では、OPECプラスが減産縮小幅を維持すると伝わり
原油価格が上昇したこともあって
インフレへの懸念が高まり株売りが加速する展開となっています。
これから徐々に発表が本格化する決算では、
原材料高、仕入れ価格の上昇による
利益率の悪化見通しを示す企業が増加すると見られ、
織り込み一巡にはもう少し時間がかかりそうです。
原材料価格の上昇が業績の重荷になりにくく、
金利の上昇がバリュエーション面に影響しにくい企業に絞って、
決算発表前後での見直し買いに期待しての
投資を行うのが有効な戦略となるでしょう。
本日の日経平均株価は、売り先行後
52週移動平均線の位置します2万8,000円近辺で
下げ止まれるかが焦点となりそうです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
4日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比323ドル54セント安の3万4,002ドル92セントと反落。
朝方に米長期金利が上昇する場面があり、
PER(株価収益率)が高く、金利上昇時に売られやすい
主力ハイテク株が下げを主導する展開となりました。
中国恒大集団を巡る不透明感や米連邦政府の債務上限問題も
投資家心理の重荷となっています。
ナスダック総合指数も反落して終了。
『為替』
4日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=110円85~95銭と円高に傾倒。
欧米の主要な株式市場が下落したことで、
投資家が運用リスクを回避する動きを強めています。
『日経平均先物』
4日のシカゴ日経平均先物12月物は、前週末比1,150円安の2万7,900円と大幅続落。
中国不動産大手である中国恒大集団を巡る不透明感や
米政府の債務上限問題がくすぶるなか、
リスク回避の売りが強まる展開となりました。
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■本日の予定
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『国内』
10年国債入札
『海外』
ノーベル物理学賞発表
米8月貿易収支(21:30)
米9月ISM非製造業指数(23:00)
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■本日決算発表
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イオンモール、U.S.M.H、サンエー、
トーセイ、薬王堂HD、TSIHD、マルカ、
アオキスーパー、フェリシモ
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,002.92(-323.54)
・ナスダック:14,255.485(-311.212)
・S&P500:4,300.46(-56.58)
・為替:110.94-110.95(-0.22)
『国内』
・日経平均株価:28,444.89(-326.18)
・TOPIX:1,973.92(-12.39)
・日経ジャスダック平均株価:3,959.24(-42.80円)
・東証マザーズ指数:1,103.93(-27.13)
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■本日の注目銘柄
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・【4714】リソー教育
上期経常が黒字浮上で着地・6-8月期は70%増益。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。