8月18日(水)世界景気の停滞を懸念して売り優勢の展開に。
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■8月18日 本日の見出し
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世界景気の停滞を懸念して売り優勢の展開に。
デルタ型の感染拡大も懸念材料。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
これまで堅調に推移していた米国株市場でも、
ここのところ売りが重くなってきている状況。
新型コロナウイルス、デルタ型の感染拡大や
インフレへの懸念を主要因として、
直近発表された米経済指標が軒並み
弱い内容となっていることが
景気の先行き警戒感を強まる材料となっています。
日本国内でも、デルタ型の感染拡大が深刻で、
本日の日本株市場も動きにくい展開が想定されるでしょう。
日本株市場は調整局面が続いており、
株価に値ごろ感が増している銘柄も多いことから、
新型コロナウイルスの新規感染者数がピークをつけて減少に転じ、
秋の衆議院解散・総選挙に向けての不透明感が晴れるころには
株価も底入れてくると見ておりますが、
来週に予定するジャクソンホール会合を通過するまでは、
下値での乱高下が続く可能性が高いとして
慎重な取り組みを進めていきましょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
17日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比282ドル12セント安の3万5,343ドル28セントと反落。
朝方に発表された7月の米小売売上高が
前月比で1.1%減と市場予想(0.3%減)よりも減少し、
経済再開や米政府の大規模な経済対策で
回復してきた消費が減速し始めたとの受け止めから
小売り株に幅広く売りが波及しています。
足元では上昇基調にあったハイテク株にも
利益を確定する売りが波及し、
ナスダック総合指数も続落して終了。
『為替』
17日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円55~65銭と円安に傾倒。
世界的な株安を受けて投資家がリスク回避に動いたことで、
流動性が高いドルを買う動きが見られています。
『日経平均先物』
17日のシカゴ日経平均先物9月物は、前日比205円安の2万7,455円と続落。
7月の米小売売上高が市場予想を下回ったことで、
景気減速への警戒感から売りが優勢となっています。
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■本日の予定
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『国内』
6月機械受注(8:50)
7月貿易収支(8:50)
7月訪日外国人客数
『海外』
米7月住宅着工件数(21:30)
FOMC議事録(7/27~7/28開催分)
米20年国債入札
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■本日決算発表
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あいHD、MHグループ
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:35,343.28(+282.12)
・ナスダック:14,656.181(-137.581)
・S&P500:4,448.08(-31.63)
・為替:109.58-109.60(+0.26)
『国内』
・日経平均株価:27,424.47(-98.72)
・TOPIX:1,915.63(-9.35)
・日経ジャスダック平均株価:3,892.38(-46.85円)
・東証マザーズ指数:1,009.39(-21.23)
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■本日の注目銘柄
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・【2428】ウェルネット
非開示だった今期経常は10%増益、未定だった配当は13.29円実施。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。