8月19日(木)早期のテーパリング開始が意識されて軟調な展開に。
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■8月19日 本日の見出し
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早期のテーパリング開始が意識されて軟調な展開に。
デルタ型の感染拡大による景気の落ち込みも懸念視。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日に発表された7月のFOMC議事要旨で
「ほとんどの参加者が今年中に購入額の
減額を始めることが適当」と判断していたことが明らかに。
こうした見通しは事前にある程度報道されていたものの、
改めて嫌気する動きが見られており、
米主要3指数は下落して終了しています。
足元ではデルタ型の感染拡大もあって
市場予想を下振れる米経済指標の発表も続いており、
FRBがテーパリングに動くタイミングで
景気の落ち込みがやってくるのではないかといった
懸念感が重荷になっている模様。
こうした懸念の織り込みが終わるまで、
米国株価指数が下値を模索し、
日本株市場もつられての軟調な展開が続く可能性がありますので、
目先数日から数週間は少し慎重な取り組みを行いたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
18日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比382ドル59セント安の3万4,960ドル69セントと続落。
午後に公表された7月の米FOMCの議事要旨で
年内のテーパリング開始が示され、
金融緩和政策の縮小を警戒した売りが幅広い銘柄に出ています。
米長期金利の上昇を受けて、
ナスダック総合指数も続落して終了。
『為替』
18日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円70~80銭と円安に傾倒。
米長期金利が上昇した局面で
日米金利差の拡大を意識した円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
18日のシカゴ日経平均先物9月物は、前日比40円安の2万7,415円と続落。
米FOMC議事録公表を受けて
米国株価指数につられる形で下落して終了しています。
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■本日の予定
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『国内』
7月首都圏マンション発売(13:00)
『海外』
米8月フィラデルフィア連銀景気指数 (21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,960.69(-382.59)
・ナスダック:14,525.914(-130.267)
・S&P500:4,400.27(-47.81)
・為替:109.79-109.80(+0.19)
『国内』
・日経平均株価:27,585.91(+161.44)
・TOPIX:1,923.97(+8.34)
・日経ジャスダック平均株価:3,904.27(+11.89円)
・東証マザーズ指数:1,038.41(+29.02)
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■本日の注目銘柄
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・【3823】アクロディア
特許庁へ出願していたCOVID-19対策アプリ「抗体パスポート」と
「Antibody Passport」の商標登録が完了。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。