8月4日（水）世界景気の先行きを警戒して動きにくい展開に。

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■8月4日　本日の見出し
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世界景気の先行きを警戒して動きにくい展開に。
決算を発表したトヨタ自動車も弱含みで終了。

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■本日の相場概況
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『国内』
　
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比57円75銭安の2万7,584円08銭と続落。

売りが先行後、中国の株式市場が堅調に
推移したことなどを好感して、下げ幅を縮小。

トヨタ自動車の決算発表を控えて膠着感が強まった後、
決算発表を受けた同社の株価が弱含んだことで、
日経平均株価は弱含みのまま終了しています。

新興市場でも様子見ムードが広がり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も下落しています。

『海外』

4日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反発。

朝方は売りが先行したものの、
7月の中国非製造業PMIが良好な内容となったことで
上昇に転じて終了しています。

『為替』

4日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円06～07銭近辺と円高に傾倒。

米長期金利の低下を背景として
日米金利差縮小を見込んだ円買いが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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Kanonです。本日もお疲れさまでした。

好決算を発表した銘柄が上昇する場面も見られるものの、
買いの継続性は限定的で、戻り売りに押される銘柄が目立ちます。

本日場中に発表があったトヨタ自動車の決算は、
好調な内容となったものの、上方修正はなく、
先行きに慎重な見方であると受け止められています。

市場全体としても、足元の好調さよりも
世界的に感染拡大が見られている
新型コロナウイルスのデルタ株の
影響がどの程度になるか見極めたいとして
慎重にならざるを得ない状況でしょう。

ただ、新規の感染者数がピークをつけてくれば、
悪材料出尽くし感から市場のムードが好転すると見られますので、

それに向けてより業績好調な銘柄を
下値でどう拾っていくかの勝負の時期になると分析。

慎重に下値を狙っていければと思います。

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■明日の予定
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『国内』

10年物価連動国債入札

『海外』

英国金融政策発表
米6月貿易収支（21:30）

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：35,116.40（+278.24）

・ナスダック：14,761.295（+80.226）

・S&P500：4,423.15（+35.99）

・為替：109.11-109.12（-0.10）

『国内』

・日経平均株価：27,584.08（-57.75）

・TOPIX：1,921.43（-9.71）

・日経ジャスダック平均株価：3,935.17（-42.10円）
 
・東証マザーズ指数：1,071.22（-14.31）