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4月19日(月)上値の重さを嫌気して売りが波及も、下値は限定的。

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■4月19日 本日の見出し
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上値の重さを嫌気して売りが波及も、下値は限定的。
好業績銘柄などには個別で物色も。

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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比2円00銭高の2万9,685円37銭と小幅に続伸。

前週末とほぼ同じ水準で始まった日本株市場ですが、
時間外取引で米国株価指数先物軟調に推移したこともあり
一時下げ幅を拡大する展開となりました。

ただ、明確な売り材料もなく押し目買いも入ったため、
一巡後は下げ渋って終了しています。

大阪府の吉村洋文知事が、
緊急事態宣言を国に要請すべきだと述べたことや
東京都の小池百合子知事も、
要請を視野に検討する考えを示したことも重荷となりました。

ただ、好業績の中小型株には個別で物色の矛先が向き、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は上昇しています。

『海外』
 
19日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は続伸。

5月の大型連休を控えて、旅行需要の
回復期待から旅行関連株が買われたほか、
上海国際自動車ショーの開幕を手掛かりに
自動車やバッテリー関連株も上昇しています。

『為替』
 
19日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=108円65~66銭近辺と円高に傾倒。

16日に開かれた日米首脳会談後の共同声明に「台湾」が明記され、
日米と中国の関係悪化への警戒感が広がったことで、
低リスク通貨とされる円には買いが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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Kanonです、本日もお疲れさまでした。

本日は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が
上値の重しになったことに加えて、

日米首脳会談後の声明に「台湾」が明記され
日米と中国との関係悪化も懸念材料になった模様です。

ただ、外部要因に不透明感が強まるなかで、
好業績の内需株が買われやすい環境になっており、
新興市場が相対的に堅調に推移した面も。

まずは5月の決算発表に向けて
先高期待が高まりそうな好業績銘柄を狙っていき、
決算が出てきたら、通過後の銘柄を
しっかりと仕込んでいきたいです。

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■明日の予定
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『国内』

2月第3次産業活動指数(13:30)
20年国債入札

『海外』

米アップルの新製品発表会

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:34,200.67(+165.68)

・ナスダック:14,052.342(+13.579)

・S&P500:4,185.47(+15.05)

ドル円:108.53-108.54(-0.36)

『国内』

日経平均株価:29,685.37(+2.00)

TOPIX:1,956.56(-4.31)

・日経ジャスダック平均株価:3,957.12(+2.59円)
 
東証マザーズ指数:1,257.16(+6.69)