10月12日（月)東京市場大引け。押し目買いが入り下げ渋って終了。

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■10月12日　本日の見出し
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高値警戒感から利益確定売りが優勢も、
押し目買いが入り下げ渋って終了。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比61円00銭安の2万3,558円69銭と小幅続落。

米国株価指数先物が軟調に推移したことや
為替が円高方向に動いていたことが重荷となり
寄り付きから売りが先行する展開となりました。

売り位置一巡後は、押し目を拾う動きが見られ、
下げ渋って終了しています。

新興株には買いが優勢で、
日経ジャスダック平均株価は続伸、
東証マザーズ指数は2018年1月29日以来
およそ2年8ヶ月ぶりの高値を付けています。

『海外』
12日午前の中国・上海株式相場は大幅続伸。

香港市場との株式相互取引を通じた
海外勢による中国株売買が大幅な買い越しとなり、
海外資金の流入期待が支えとなっています。

『為替』

12日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円47～48銭近辺と円高に傾倒。

米追加経済対策の不透明感などを背景にした
断続的な円買い・ドル売りが見られています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

日本株市場は高値圏で
膠着感の強い展開が続いています。

企業の決算発表の本格化を控えて
様子見ムードが強まりやすいことや
米大統領選が近づいていることを考えると
積極的には動きにくいのでしょう。

本日は新興市場でもこれまでマザーズ指数をけん引してきた
【4477】BASEが高値警戒感から売られ4.5%安で終了。

同様の動きが別銘柄に波及する可能性もあるため
コロナ禍で人気化し、上昇トレンドを継続してきた銘柄については
きちんと逃げる価格を設定しておくべきでしょう。

一方で、明日13日に新型iPhoneの発表が予定されることや
バイデン氏が大統領となれば米中対立が和らぐとの思惑もあり、
本日は半導体関連や5G関連の一角に買いが向くなど
テーマ性のある銘柄などには物色が続いています。

きちんと押し目を見計らいつつ、
今後企業業績が良化するのかどうかを
銘柄の選別基準として
取り組みを進めていればと思います。

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■明日の予定
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『国内』

9月マネーストック（8:50）

『海外』

中国9月貿易収支
独10月ZEW景況感指数（18:00）
米9月消費者物価指数（21:30）

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：28,586.90　（+161.39）

・ナスダック：11,579.944　（+158.964）

・S&P500：3,477.13（+30.30）

・為替　ドル円：105.44-105.46（-0.49）

『国内』

・日経平均株価：23,558.69（-61.00円）

・TOPIX：1,643.35（-4.03）

・日経ジャスダック平均株価：3,653.41（+8.24円）

・東証マザーズ指数：1,351.22（+16.38）

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