東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■2月7日 本日の見出し
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前週末の米株式市場の下落を受けて売り先行。
チャート上の節目を目途に下げ止まるも、上値は重い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
10日の東京株式市場で日経平均株価は、
前週末比142円00銭安の2万3,685円98銭と続落。
前週末の米株式市場が高値警戒感から下落したことで、
日本株市場でも売りが先行する展開となりました。
ただ、チャート分析上で短期的な下値支持水準とされる
25日移動平均線付近では押し目買いが見られています。
好決算を発表した銘柄や新型肺炎関連とされる銘柄に買いが入り
日経ジャスダック平均は小幅反発も、
個別銘柄への物色は限定的で東証マザーズ指数も続落しています。
『海外』
10日午前の上海株式相場で上海総合指数は反落。
指数が前週末まで4日続伸していたため、
利益確定売りが優勢となりましたが、
新型肺炎の感染拡大を受けた政府による
景気下支え策への期待が相場の支えとなっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円74~75銭近辺と円高に傾倒。
前週末の米株式市場が下落したほか、
日本株やアジア株の上値も重く、円には買いが優勢となりました。
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■今週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は
25日線の位置する2万3,600円どころで下げ止まったものの、
好決算を発表しても材料出尽くし感から売られる銘柄が多く、
押し目を狙った買いも限定的となりました。
明日は祝日で休場となるため、
様子見ムードが強まった面もあるでしょう。
ただ、昨年秋から業績底入れ期待を背景に
上昇基調にあった製造業などの銘柄が
今回の決算発表では売られていたり、
チャートが崩れているのは懸念点。
新型肺炎の拡大により製造業を中心とした企業業績の回復が遅れるとの見方から、
相対的にディフェンシブ関連や内需株に資金が向きやすくなりそうです。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,102.51 (-277.26)
・ナスダック:9,520.513 (-51.641)
・S&P500:3,327.71 (-18.07)
・為替 為替 ドル円:109.79-109.80(-0.13)
『国内』
・日経平均株価:23,685.98(-142.00円)
・TOPIX:1,719.64(-12.50)
・日経ジャスダック平均株価:3,820.03(+1.21)
・東証マザーズ指数:840.90(-8.99)
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■水曜日の予定
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『国内』
1月マネーストック(8:50)
1月工作機械受注(15:00)
10年物価連動国債
『海外』
米1月財政収支(2/13 4:00)
米10年国債入札
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