8月12日(水)東京市場大引け。米長期金利の上昇を受けてバリュー株買いが続く。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■8月12日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米長期金利の上昇を受けてバリュー株買いが続く。
為替が円高方向に動いたことも支えに。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
12日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比93円72銭高の2万2,843円96銭と続伸。
米長期金利の上昇を受けて、
金融株などへの買いが目立っています。
為替が円安方向に動いたことも
輸出関連株買いを促しました。
一方で、ハイテク株など金利上昇がマイナスに作用する
銘柄については利益を確定する売りが優勢に。
日経ジャスダックは小幅続伸も、
東証マザーズ指数は続落して終了しています。
『海外』
12日午前の中国・上海株式相場は続落。
11日夕発表の中国の金融統計で7月末の現預金総額(M2)の伸びが
6月から鈍化し、市場予想も下回ったため、
金融緩和の縮小の思惑が広がり、利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
12日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円76~77銭と円安に傾倒。
新型コロナウイルスのワクチン開発の進展期待を背景とした
円売りが継続しております。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのkanonです。
今週の株式市場では、米長期金利の上昇を受けて
グロース株売り、バリュー株買いの傾向が強まっています。
とはいえ、金利上昇に絡んだバリュー株優位な相場展開は
近年はあまり続きにくい傾向がありますし、
景気への先行き警戒感も根強いままですので、
しばらくはバリューとグロースの両軸で
ポートフォリオを組み立てていくのが効果的でしょう。
割安感が強い景気敏感株なども押し目を見て仕込みつつ、
好決算銘柄などの短期目線での買いと組み合わせて
しっかり利益を狙っていければと思います。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
7月企業物価指数(8:50)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:27,686.91 (-104.53)
・ナスダック:10,782.823 (-185.534)
・S&P500:3,333.69(-26.78)
・為替 ドル円:106.77-106.78(+0.85)
『国内』
・日経平均株価:22,843.96(+93.72円)
・TOPIX:1,605.53(+19.57)
・日経ジャスダック平均株価:3,443.87(+0.13)
・東証マザーズ指数:1,008.85(-21.46)
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~