東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月10日 本日の見出し
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米中通商協議に対する進展期待が高まり、
日経平均株価は9カ月ぶりの6日続伸。
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■本日の相場概況
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『国内』
10日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比73円68銭高の2万1,392円10銭と続伸。
米中通商協議に対する進展期待が高まり、
投資家のリスク回避姿勢が和らいだことで、
日経平均の上げ幅は100円を超える場面もありました。
米長期金利の上昇や為替相場の円安を好感して
銀行や証券など金融株が引き続き大幅高に。
鉄鋼など素材、市況高を受けた原油関連株も堅調でした。
ただ高値警戒感から伸び悩み、
上げ幅を縮小して終了しています。
直近上昇していた銘柄への利益確定売りも見られ
日経ジャスダック平均は続伸、東証マザーズ指数は反落。
『海外』
10日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅に反落。
朝方発表された中国の8月の卸売物価指数(PPI)の
低下幅が3年ぶりの大きさとなり、
景気減速への懸念が投資家心理の重荷となっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円38銭と円安に傾倒。
米中貿易交渉が進展するとの思惑から円売り・ドル買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は高値警戒感から個別銘柄への売りが目立ちました。
日経平均の上昇は指数寄与度の高い銘柄に連動した面もあり、
今週末のメジャーSQに向けた思惑での売買があった可能性も。
また、金融株などへの一時的な
買戻しが続いたことも支えでしたが、
この流れは長くは続かないと見ていますので
先を見て動いていければと思います。
目先の市場では
本日上げ止まった水準が壁として意識されると見ており、
更なる好材料がない限りは
日経平均株価は2万0,200円~2万0,500円の
レンジ相場を形成すると分析。
12日のECB理事会や来週のFOMCに向けて
徐々に膠着感も強まると見ておりますので、
出来高が減少していない
材料などの思惑のある銘柄を中心に
短期の利益確定を狙っていきましょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,835.51ドル (+38.05)
・ナスダック:8,087.437 (-15.637)
・S&P500:2,978.43 (-0.23)
・為替 ドル円:107.23-107.24(+0.27)
『国内』
・日経平均株価:21,392.10円(+73.68円)
・TOPIX:1,557.99(+6.88)
・日経ジャスダック平均株価:3,328.40 (+4.30円)
・東証マザーズ指数:855.03(-3.90)
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■明日の予定
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『国内』
7-9月期法人企業景気予測調査(8:50)
5年国債入札
『海外』
米8月生産者物価指数(21:30)
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