東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■11月19日 本日の見出し
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円高が進行したことで、輸出関連株に売りが波及。
一方で、新興・内需関連は出遅れ感が強いとして物色の動きも。
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■本日の相場概況
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『国内』
18日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比124円11銭高の2万3,292円65銭と反落。
米中貿易協議に対する不透明感などを背景に、
外国為替市場で円高が進行し、
輸出関連株に売りが波及する展開となりました。
ただ、米国をはじめ海外で株高が続いていることを支えに
下値では買いが入り、下げ渋って終了しています。
大規模デモの混乱が続く香港・ハンセン指数が
上昇したことも投資家心理の支えに。
一方で、これまでの上昇に出遅れていた
新興市場では内需関連を中心に買いが入り、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
19日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続伸。
景気下支えのため、中国人民銀行が
実質的な政策金利である最優遇貸出金利を
20日に再び引き下げるとの期待が相場の支えとなっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円62~63銭近辺と円高に傾倒。
米中貿易協議を巡り「中国側は悲観的なムードだ」との米メディアの報道で、
投資家のリスク回避姿勢が強まりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は軟調な展開となりました。
普段は国内政治の株式市場への影響は限定的ですが、
海外投資家から見て「政権が安定している」ことが
日本株に投資する安心感につながっている面はあり、
直近の安倍政権の問題などが懸念視されている可能性も。
これまで上昇基調が続いていたことも相まって
日本株をこれ以上買い進めたいと思う
海外投資家は少ないのでしょう。
一方で、本日は新興市場での銘柄上昇が目立ちました。
個人投資家の余力も回復していると見ており、
出遅れ感の強い銘柄を物色する動きは続きそうですので
期待して売買をすすめていきましょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,036.22 (+31.33)
・ナスダック:8,549.938 (+9.109)
・S&P500:3,122.03 (+1.57)
・為替 ドル円:108.60-108.61(-0.31)
『国内』
・日経平均株価:23,292.65円(-124.11円)
・TOPIX:1,696.73(-3.99)
・日経ジャスダック平均株価:3,593.03(+9.69円)
・東証マザーズ指数:876.46(+7.49)
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■明日の予定
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『国内』
10月貿易収支(8:50)
20年国債入札
『海外』
FOMC議事録(10/29~10/30開催分)
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