7月30日(木)東京市場大引け。東京都による営業時間短縮要請報道を受け、売り優勢に。
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■7月30日 本日の見出し
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米国株高を受けて買いが先行も、
営業時間短縮要請の報道を受け、マイナス圏に落ち込んで終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
30日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比57円88銭安の2万2,339円23銭と5日続落。
前日の米株式市場が上昇した流れを引き継ぎ
寄り付きでは買いが先行する展開となりました。
しかし、新型肺炎の第2波に対する警戒感は強く、
買い一巡後は上値の重い展開に。
その後、30日の東京都の新型コロナの新規感染者数が
過去最多となる見通しで、
都が飲食店とカラオケ店に再び営業時間の短縮を
要請する方向で調整していることが報じられたことで
指数はマイナス圏に沈んで終了しております。
新型コロナが追い風になると見られる企業など
一部の銘柄に買いが入ったことで
日経ジャスダック平均株価は続落、
東証マザーズ指数は反発と新興市場はまちまちです。
『海外』
30日午前の上海株式市場で上海総合指数は続伸。
中国政府がさらなる対外貿易と投資の開放を進めるとの方針を示し、
株式市場への資金流入期待が高まっています。
『為替』
30日の東京外国為替市場でドル円相場は、
1ドル=105円11~12銭近辺と円安に傾倒。
米連邦準備理事会(FRB)が29日まで開いた
米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和策の継続を決定。
前日までドル売りが進んでいただめ、
一旦の利益を確定するドル買いが出ています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場は上値の重い展開となりました。
企業の4-6月期の決算内容が徐々に明らかになることで、
新型コロナの流行がどのくらい続けば
企業業績がどれだけ業績が悪化するかが
ある程度見えてきています。
そのため、急速に売り込まれるような展開には
なりにくいと見ておりますが、
やはり、コロナの影響を受けやすい銘柄については
上がりにくい展開が続きそうです。
また、本日はアメリカでアップル、アルファベット、
アマゾン、フェイスブックの決算発表を予定します。
決算後の値動きによっては、
ハイテク株が調整局面を迎える可能性もあるでしょう。
とはいえ、決算発表時期の値動きは、
「行き過ぎた悲観、楽観の修正」と冷静に捉えて
売買を行っていくのが成功のコツだと思います。
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■明日の予定
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『国内』
6月失業率(8:30)
6月有効求人倍率(8:30)
6月鉱工業生産(8:50)
6月住宅着工統計(14:00)
『海外』
中国7月製造業PMI(10:00)
ユーロ圏4-6月期GDP(18:00)
米6月個人所得・個人消費支出(21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,539.57 (+160.29)
・ナスダック:10,542.943 (+140.851)
・S&P500:3,258.44(+40.00)
・為替 ドル円:105.22-105.23(+0.41)
『国内』
・日経平均株価:22,339.23(-57.88円)
・TOPIX:1,539.47(-9.57)
・日経ジャスダック平均株価:3,418.31(-23.61)
・東証マザーズ指数:971.99(+12.10)
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