10月29日(木)東京市場大引け。売り先行も押し目買いが入り下げ渋る展開に。
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■10月29日 本日の見出し
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売り先行も押し目買いが入り下げ渋る展開に。
企業業績の底入れ観測も押し目買いを誘う。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比86円57銭安の2万3,331円94銭と続落。
新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて
前日の米国株式相場が大幅安となり、
日本株市場も朝方から売りが先行する展開となりました。
ただ、日本は欧米ほど新型コロナウイルスの
感染が拡大していないことや、
企業決算の本格化に伴って
業績の底入れを確認できる内容が増えていることから
下値では押し目買いが入り下げ幅を縮小。
上海総合指数が小幅高で推移したことや
時間外取引で米国株価指数先物が
底堅く推移したことも好感されて、
後場にかけては一段と下げ幅を縮小して終了しています。
押し目買いは見られたものの
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も
続落して終了しています。
『海外』
29日午前の中国・上海株式相場は小幅に続伸。
大型株の一角に値ごろ感を意識した買いが見られています。
『為替』
29日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=104円43~44銭近辺と円安に傾倒。
欧州中央銀行(ECB)理事会や
7~9月期の米国内総生産の発表を控え
値動きは限定的となっています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
前日の米国株価指数が
1,000ドル近い下げ幅になったのにも関わらず、
日銀によるETF買い観測もあり、
日本株は底堅い展開となりました。
また、本日は決算を発表する銘柄が複数ありましたが、
新型コロナウイルスの影響を悲観的に見積もっていた
企業が多かったこともあり、
上方修正の発表が目立っています。
米大統領選を通過してみないことには
まだまだ安心はできませんが、
個別株のチャートを見ますと、
底入れ感のある銘柄も増えてきており、
今後上昇基調に戻す
期待が高いと言えるでしょう。
まずは、保有株の利益確定を狙っていき、
来週以降は積極的に回転も
行っていければと思います。
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■明日の予定
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『国内』
9月失業率(8:30)
9月有効求人倍率(8:30)
9月鉱工業生産(8:50)
9月住宅着工統計(14:00)
『海外』
ユーロ圏9月失業率(19:00)
ユーロ圏7-9月期GDP(19:00)
米9月個人消費支出・個人所得(21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,519.95 (-943.24)
・ナスダック:11,004.868 (-426.483)
・S&P500:3,271.03(-119.65)
・為替 ドル円:104.37-104.38(+0.16)
『国内』
・日経平均株価:23,331.94(-86.57円)
・TOPIX:1,610.93(-1.62)
・日経ジャスダック平均株価:3,596.66(-5.85円)
・東証マザーズ指数:1,212.63(-1.92)
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