6月26日（金)東京市場大引け。金融株を中心に買いが入り日経平均株価は上昇。
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■6月26日 本日の見出し
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金融株を中心に買いが入り日経平均株価は上昇も、
個別株には利益を確定する売りが優勢に。
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■本日の相場概況
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『国内』
26日後場の日経平均株価は前日比252円29銭高の
2万2512円08銭と3日ぶりに反発。
前日の米国株式で金融株が中心に買われたことを受け、
日本株式市場も金融株を中心に買われる堅調な展開となりました。
米国のトランプ大統領が13時頃に自身のSNSにて
・コロナの死亡者数は大幅に減少している
・死亡率は世界でも低い
・経済はシャットダウンはされないだろう
という投稿をしたことを背景に先物が反応、
日経平均株価も後場に一段高となりました。
一方、個別では配当権利確定日であることから
株価の下支えになりましたが、
上昇一服で機関投資家による利益確定売りも目立っています。
新興市場でも手仕舞い売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は下落。
週末中の米感染者数の動向なども
懸念されている可能性があります。
『海外』
26日午前の香港株式市場でハンセン指数は続落。
中国の「香港国家安全維持法案」の制定を巡り、
制裁対象を大幅に広げる「香港自治法案」を可決したことから、
米中対立の激化への警戒が再び強まり、売りが優勢となりました。
『為替』
26日午後の東京外国為替市場で円相場は弱含み。
15時時点では107.04円と12時時点（107.16円）と
比べて12銭程度のドル安水準でした。
対欧州通貨や対オセアニア通貨などでドル売りが進んだ流れに沿って、
一時107.04円まで売りに押されています。
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■週明けの日本株見通し
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アナリストのKanonです。
今週もお疲れ様でした。
週明けの日本株は権利落ち日であることに加え、
四半期末に絡んで年金基金が比率の高まった資産を
減らすようなリバランスを行っている影響から
引き続き上値は重いスタートとなりそうです。
しかし、世界的に見ても新たな悪材料が
出ているわけでもありませんし、
日銀によるETF買いの支え期待もありますので
年金基金の売り圧力は押し目を狙って
安く銘柄を仕込む良いチャンスです。
また、今週は久しぶりのIPOが集中したため、
特に新興市場の資金はIPOに寄ってしまいましたが、
週明けは利益確定後の資金流入も出始めるとみておりますので、
現在保有の銘柄で上値が重くなってしまった物は一旦撤退し、
流動性のある銘柄へシフトしていくと良いでしょう。
わたしの方でも積極的に狙って行きたい銘柄を
ご推奨して行く予定です。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：25,745.60 （+299.66）
・ナスダック：10,017.003 （+107.837）
・S&P500：3,083.76 （+33.43）
・為替 ドル円：107.17-107.18（+0.07）
『国内』
・日経平均株価：22,512.08（+252.29円）
・TOPIX：1,577.37（-15.52）
・日経ジャスダック平均株価：3,484.39（-5.87）
・東証マザーズ指数：1,047.36（-8.39）
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