6月12日(金)東京市場大引け。米国株価指数先物の推移やETF買い観測で下げ渋って終了。
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■6月12日 本日の見出し
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米国株の下落を受けリスクオフの売りが先行した後、
米国株価指数先物の推移やETF買い観測で下げ渋って終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
12日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比167円43銭安の2万2,305円48銭と続落。
前日の米国株価指数が大幅安となったことで、
幅広い銘柄にリスクオフの売りが優勢となりました。
本日算出された6月限のSQに絡んだ注文も
売り要因になったと見られます。
一時は下げ幅を600円まで拡大しましたが、
午後から時間外取引で米株価指数が堅調に推移したことや
日銀によるETF買いへの期待感で下げ幅を縮小して終了。
日経平均株価が続落したことで投資家心理が悪化し、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反落しています。
『海外』
12日午前の中国・上海株式相場は続落。
前日の米国株の急落が心理的な重荷となり、軟調な推移となりましたが、
押し目を狙った買いも見られています。
『為替』
12日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円14~15銭と円安に傾倒。
日経平均株価が下げ渋ったことで、
徐々に円売りが優勢となりました。
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■来週の日本株見通し
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本日の日経平均株価はNYダウ平均などと比べて
下げ幅が限定的であった印象です。
日銀によるETF買い期待が相場の支えとなったほか、
足元の相場上昇に乗れていなかった投資家の
買い意欲の強さも伺えました。
とはいえ、日経平均株価で見て2万3,000円で
相場の上昇が一服してしまったことから
今後の戦略としては今日の安値2万1,749円を下値目途、
上値目途を2万3,000円と見て、ボックスでの動きを想定し、
「下で買って上で売る」を繰り返していく必要があります。
高いところで買ってしまっていた銘柄は
反発を見つつある程度整理して、
安いところで仕込みなおしたり、
チャートが綺麗な別銘柄に載せ替えていくと
より利益を狙いやすいと見ております。
相場全体の材料としましては、
経済指標の回復などを好感した動きには一巡感がありますので、
「景気がどのくらいの期間低迷するのか」や、
「米大統領選はどうなるのか」といったところに
注目が当たりやすいでしょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,128.17 (-1,861.82)
・ナスダック:9,492.727 (-527.619)
・S&P500:3,002.10 (-188.04)
・為替 ドル円:107.13-107.15(+0.20)
『国内』
・日経平均株価:22,305.48(-167.43円)
・TOPIX:1,570.68(-18.24)
・日経ジャスダック平均株価:3,418.46(-34.64)
・東証マザーズ指数:999.24(-7.90)
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