東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月30日 本日の見出し
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米中貿易交渉が難航するとの警戒感から売りが先行。
上値の重さを嫌気した利益確定売りも出やすい。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
本日は前週末の米国株主要3指数の下落や、
配当再投資の買いニーズが縮小し
大きな買い手がいないことなどが意識され
軟調な展開となりそうです。
日経平均株価は2万2,000円付近での上値の重さも意識され
利益確定売りも出やすいでしょう。
前週末の米国では米中閣僚級協議の日程が伝わりましたが、
「対中証券投資の制限検討」という悪材料も伝わっています。
10月10日~11日に米中閣僚級協議が開催される見通しですので、
それまではヘッドラインに左右されるなどして
乱高下しやすい地合いが継続する可能性も。
10月初旬にかけては
やや慎重に下落した場面も狙っての
投資を進めていければと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
27日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比 67ドル95セント安の2万6,823ドル17セントと続落。
複数の米メディアが「トランプ米政権が中国への
証券投資を制限することを検討している」と報じたことで、
米中関係の悪化が懸念され下げ幅を拡大する展開となりました。
対中証券投資の制限の議論はまだ初期段階ではありますが、
中国企業の米預託証券(ADR)の上場廃止も検討しているとのことで
金融市場への影響も懸念されています。
一方で、午前中には「米中の閣僚級の貿易協議は
10月10~11日に開かれる」と伝わり、協議進展期待で
ダウ平均が上昇する場面も。
米中関係を巡る不透明感に加え、
メモリー大手のマイクロン・テクノロジーが
26日夕の2019年6~8月期決算と併せて発表した
業績見通しが弱いと受け止められ半導体関連株に売りが波及。
ハイテク株も軒並み安となったことで
ナスダック総合株価指数も下落しています。
『為替』
27日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円90~108円00銭と円安に傾倒。
米中関係を巡る楽観と警戒が交錯し、円には売りが先行する展開となりました。
『日経平均先物』
27日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比260円安の2万1,705円と反落。
複数のメディアが27日に
トランプ米政権が米国の対中証券投資の制限を検討していると伝え、
米中貿易交渉が難航するとの警戒感が広がっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,820.25ドル (-70.87)
・ナスダック:7,939.627 (-91.034)
・S&P500:2,961.79 (-15.83)
・為替 ドル円:107.91-107.92(+0.07)
『国内』
・日経平均株価:21,878.90円(-168.34円)
・TOPIX:1,604.25(-19.02)
・日経ジャスダック平均株価:3,382.80(-11.73円)
・東証マザーズ指数:881.67(-4.57)
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■本日のイベント
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『国内』
日銀金融政策決定会合の主な意見(9/18~9/19開催分)
8月商業動態統計(8:50)
8月鉱工業生産(8:50)
8月住宅着工統計(14:00)
『海外』
中国9月製造業PMI(10:00)
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■本日決算発表
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しまむら、タキヒヨー、象印、ソーバル、
アダストリア、トシンG、テクノアルファ、
大光、パイプドH、ERIホールディングス、
ストライク、宝印刷、オークワ、
ヤマシタヘルケア、日プロセス
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■本日の注目銘柄
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・【3030】ハブ
ラグビーワールドカップ関連銘柄として人気化期待。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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