日本投資機構 公式ブログ

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5月7日(金)落ち着いた外部環境を好感して物色が続く。

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■5月7日 本日の見出し
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2万9,400円近辺では伸び悩むも、
落ち着いた外部環境を好感した物色が続く。

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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比26円45銭高の2万9,357円82銭と続伸。

寄り付きでは、利確売りが先行し、
マイナス圏に落ち込む場面も見られましたが、
売り一巡後は買戻しが入りプラス圏に浮上して終了。

個別では、好決算を発表した銘柄への
積極的な物色も見られています。

ただ、米雇用統計を控えた週末ということで、
上げ幅は限定的となりました。

日経ジャスダック平均株価は上昇も、
新興市場では主力株などに売りが続き、
東証マザーズ指数は続落して終了しています。

『海外』
 
7日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は続落。

朝方は足元の中国国内経済の堅調さを
好感する買いが先行しましたが、
連休の谷間ということもあって
徐々に伸び悩み、マイナス圏に落ち込んで終了しています。

『為替』
 
7日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円07~08銭近辺と円高に傾倒。

米雇用統計の発表を控え、
持ち高を傾ける動きは限定的です。

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■来週の日本株見通し
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Kanonです、今週もお疲れさまでした。

スケジュール面での不透明感が払しょくされたことや
景気回復を織り込んでNYダウ平均が強く推移したことで、
連休明けの日本株市場は落ち着いた展開となりました。

決算発表が出てきていることから
個別での銘柄物色も盛んになりつつあります。

日本株市場はワクチン普及の遅れによって出遅れているものの
海外を見ると、市場のテーマは景気の急回復による
「インフレ」に移っていると見られます。

インフレ期待の高まりは、
価格転嫁を通じて企業業績の改善につながるとの見立てから
資源関連の景気敏感株などを中心にポジティブです。

勿論、先々のテーパリングなどの懸念要素は出てくるものの、
本格的に市場が材料視して動いていくのは、夏以降になると見られており、
目先は景気敏感株や好決算発表企業への物色意欲が続く期待は高いでしょう。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:34,548.53(+318.19)

・ナスダック:13,632.842(+50.417)

・S&P500:4,201.62(+34.03)

ドル円:109.14-109.16(-0.19)

『国内』

日経平均株価:29,357.82(+26.45)

TOPIX:1,933.05(+5.65)

・日経ジャスダック平均株価:3,915.57(+16.96円)
 
東証マザーズ指数:1,162.16(-21.68)