8月5日(木)世界景気の成長鈍化を懸念して弱含む展開が続く。
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■8月5日 本日の見出し
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世界景気の成長鈍化を懸念して弱含む展開が続く。
金曜日には米雇用統計の発表も控えて動きにくい。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日の米国株市場では、
米ADP雇用統計の予想下振れを嫌気して
景気敏感株を中心に売りが優勢となりました。
これを受けて、日本株市場でも売りが先行しそうです。
日経平均株価が2万7,500円を下回る場面では
値ごろ感を好感した買いも入るでしょうが、
明日に米雇用統計の発表を控えて動くにくく
終日軟調揉み合いが想定されるでしょう。
米国株式市場では、景気の強い回復を織り込み
高値圏での指数の推移が続いているものの、
今後の成長率鈍化に対する警戒感が
少しずつ強まっている模様です。
今後も世界景気は伸びていくでしょうが、
今年の前半のような強い伸びには期待できず、
目先は買い材料不足感が強まる可能性に警戒。
日本株市場は相対的に期待感からの買いが限定的であったため
下振れリスクも限定的だと見ていますが、
個別で成長性や値ごろ感のある銘柄を
きちんと選別することが必要とされそうです。
銘柄を絞って、利益を狙っていきましょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
4日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比323ドル73セント安の3万4,792ドル67セントと反落。
朝方発表された民間の米雇用指標が市場予想を大幅に下回り、
雇用回復の遅れを警戒した売りが優勢となりました。
デルタ株の感染拡大も懸念材料で、
景気敏感株の売りが目立っています。
一方、長期金利の低下で割高観が薄れる
高PERのハイテク株の一角には買いが入り、
ナスダック指数も続伸して終了しています。
『為替』
4日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円45~55銭と円安に傾倒。
7月の米ISM非製造業景況感指数が大きく上昇し、
米景気の回復が鈍化するとの懸念から円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
4日の大阪取引所で日経平均先物9月物は、
前日比150円安の2万7,520円と反落。
朝方に発表されたADP米雇用統計が市場予想を大きく下回り、
景気の減速を警戒した売りが優勢となりました。
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■本日の予定
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『国内』
10年物価連動国債入札
『海外』
英国金融政策発表
米6月貿易収支(21:30)
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■本日決算発表
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任天堂、東エレク、資生堂、オリンパス、NTTデータ、スズキ、
バンナムHD、キッコーマン、島津製、ダイフク、シャープ、
ホトニクス、ヤマハ発、コナミHD、大成建、日清食HD、大日印、
SUMCO、TIS、三井化学、太陽誘電、スクエニHD、大林組、
アズビル、ペプチド、三浦工、大正薬HD、丸井G、THK、
アルフレッサHD、ピジョン、住友ゴム、レノバ、ニコン、川重、
エア・ウォーター、カルビー、JMDC、応化工、TBSHD、
グリコ、フジHD、めぶきFG、ツムラ、神戸鋼、GSユアサ、
不二製油、DMG森精、日触媒、ダイワボHD、コスモエネHD、
サワイGHD、ニッパツ、BASE、Appier、
ユーザベース、JAM、モダリス、UNITED
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,792.67(-323.73)
・ナスダック:14,780.533(+19.238)
・S&P500:4,402.66(-20.49)
・為替:109.47-109.49(+0.37)
『国内』
・日経平均株価:27,584.08(-57.75)
・TOPIX:1,921.43(-9.71)
・日経ジャスダック平均株価:3,935.17(-42.10円)
・東証マザーズ指数:1,071.22(-14.31)
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■本日の注目銘柄
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・【3179】シュッピン
上期経常を44%上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。