12月28日(月)米経済対策に関する報道を好感。
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■12月28日 本日の見出し
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米経済対策に関する報道を好感も、
中小型株には景気の先行きを懸念した売りが優勢。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比197円424銭高の2万6,654円03銭と反発。
米経済対策に関する法案に
トランプ米大統領が署名したと伝わり、
米株価指数先物が上昇。
つられる形で日経平均株価も
上げ幅を拡大して終了しています。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大や
変異種が懸念されているなかで
積極的に上値を追う動きは限られました。
中小型株には手仕舞い売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は下落して終了しています。
『海外』
28日午前の中国・上海株式相場は続伸。
足元の中国景気が改善しているとの見方から、
景気敏感株を中心に買いが優勢となりました。
『為替』
28日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=103円54~55銭近辺と円安に傾倒。
米経済対策に関する不透明感が晴れたことで、
リスクオンの円売りがやや優勢となっています。
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■明日の日本株見通し
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本日は日経平均株価は、
米経済対策を好感して上げ幅を拡大も、
中小型株は冴えない展開となりました。
これは、新型コロナの国内感染拡大を嫌気したほか、
受渡しベースでの年内最終売買日となるなかで、
節税を目的とした損失確定の売りが出たことも要因でしょう。
年始も新型コロナの感染拡大、
厳しい経済状況がしばらく続くと見られますが、
金あまりも続くなかで、個別の成長性に着目した
銘柄物色は盛んに行われると見ています。
残りの営業日でポジション調整を進めていきましょう。
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■明日の予定
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『海外』
米10月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,199.87(+70.04)
・ナスダック:12,804.734(+33.620)
・S&P500:3,703.06(+13.05)
・為替 ドル円:103.46-103.47(+0.06)
『国内』
・日経平均株価:26,854.03(+197.42)
・TOPIX:1,788.04(+9.63)
・日経ジャスダック平均株価:3,676.65(-5.19円)
・東証マザーズ指数:1,161.87(-0.25)