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12月7日(月)高値警戒感から利益を確定する売りが優勢に。

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■12月7日 本日の見出し
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高値警戒感から利益を確定する売りが優勢に。
日米の経済対策への期待感は支え。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価
前週末比203円080銭安の2万6,547円44銭と続落。

前週末の米国株高の流れを引きついで
幅広い銘柄に買いが先行する展開となりました。

ただ、相場全体に過熱感が強まっており、
高値警戒感から利益を確定する売りが波及。

グロース株には米長期金利の上昇を受けた売りが優勢となり、
マイナス圏に転じた後に下げ幅を拡大する展開に。

日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も続落して終了しています。

『海外』

7日午前の中国・上海株式相場は小幅に反落。

トランプ米政権が中国高官への追加制裁を
準備していると伝わり、投資家心理の重荷となっています。

『為替』

7日14時時点の東京外国為替市場で
相場は1ドル=104円01~02銭近辺と円安に傾倒。

米追加経済対策への早期成立期待から、
長期金利が上昇、日米金利差拡大を見込んだ
円売り・ドル買いが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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本日もお疲れ様でした。

追加の米経済対策への期待感が高まったことが
長期金利の上昇を促し、
株安を招いたのが本日の相場でしょう。

財政出動をするなら、一段の金融緩和は必要ないと見られ
これ以上金利が低下することはないと見れば
グロース株を中心に割高感が強まるわけですね。

こうした中で、日経平均株価は5日移動平均線を割り込んでおり、
目先はやや軟調な相場展開が続きやすいと分析。

長い目で見ても、金融政策には材料出尽くし感があるなかでは、
グロース株は買われにくい展開が続きやすいと見られます。

一方で、バリュー株については
底堅く推移する銘柄も見られましたから、
値ごろ感が強まったところで
押し目を拾っていくのは有効な戦略と言えそうです。

売りも交えつつ、利益を狙えるような
ポジション形成を推奨していければと思いますので、
前向きについて来ていただければと思います。

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■明日の予定
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『国内』

10月毎月勤労統計(8:30)
10月家計調査(8:30)
7-9月期GDP確定値(8:50)
11月景気ウォッチャー調査
5年国債入札

『海外』

独12月ZEW景況感指数(19:00)
米大統領選挙の結果認定日期限

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:30,218.26(+248.74)

・ナスダック:12,464.232(+87.050)

・S&P500:3,699.12(+32.40)

・為替 ドル円:104.11-104.1(+0.22)

『国内』

日経平均株価:26,547.44(-203.80円)

TOPIX:1,760.75(-15.19)

・日経ジャスダック平均株価:3,650.34(-29.95円)

東証マザーズ指数:1,170.56(-51.21)

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