5月11日(月)東京市場大引け。出遅れ株に資金が流入し、堅調な展開に。
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■5月11日 本日の見出し
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世界的な経済活動再開への期待が継続。
出遅れ株に資金が流入し、堅調な展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
11日の東京株式市場で日経平均株価は
前週末比211円57銭高の2万0,390円66銭と続伸。
経済活動の再開を期待した買いが優勢となり、
堅調な展開が続きました。
西村経済財政・再生相が10日、
新型コロナの重点対策が必要な
「特定警戒都道府県」以外の34県について
「多くで緊急事態宣言の解除が視野に入る」と発言したほか、
英ジョンソン首相が3月23日に導入した
外出制限の緩和計画を公表したことも好感されています。
新興市場でも循環物色の動きが続き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸。
『海外』
11日午前の中国・上海株式相場は小幅続伸。
新型コロナウイルスの感染防止対策の緩和や
景気回復への期待が相場の支えとなりました。
『為替』
11日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円93銭近辺と円安に傾倒。
経済活動の再開期待から、低リスク通貨とされる
円には売りが優勢となっています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
本日は出遅れ株に資金が流入し、
堅調な相場展開となりました。
日経平均株価は2万0,500円近辺では戻り売りが重いものの、
中央銀行による緩和策や経済再開期待を背景とした
出遅れ株物色の流れはもう少し続きそうです。
ただし、株価が経済活動再開の
期待感を先に織り込み切ってしまえば
実態を見ながら再度調整局面を迎える可能性も。
また、新興国の感染者数が増加傾向にある点には、
世界経済のリスクになり得るとして注意していく必要があります。
当面は循環物色の流れに乗りながら上値を追いつつも、
上げ止まったタイミングでは持ち高を整理する方向で、
取り組んでいければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,331.32 (+455.43)
・ナスダック:9,121.321 (+141.659)
・S&P500:2,929.80 (+48.61)
・為替 ドル円:106.89-106.90(+0.52)
『国内』
・日経平均株価:20,390.66(+211.57円)
・TOPIX:1,480.62(+22.34)
・日経ジャスダック平均株価:3,253.12(+59.63)
・東証マザーズ指数:833.12(+10.32)
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