東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■2月25日 本日の見出し
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新型肺炎への懸念が強まり売りが先行する展開に。
日銀によるETF買いを支えに下げ渋るも押し目買いは限定的。
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■本日の相場概況
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『国内』
22日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比781円33銭安の2万2,605円41銭と大幅続落。
前日の米国株式市場が大幅下落したことで、
日本株市場でもリスクオフムードが強まり、
売りが大きく先行する展開となりました。
一時は下げ幅を1,000円超まで拡大しましたが、
下値では売り方の買い戻しが入ったほか、
日銀の上場投資信託(ETF)買い入れへの
思惑も支えとなり、下げ渋って終了しています。
ただ、国内景気の後退が懸念されており、
押し目を拾う動きは限定的となりました。
新興市場では追証回避の売りが重荷となり、
日経ジャスダック指数、東証マザーズ指数も反落しています。
『海外』
25日午前の上海株式相場で上海総合指数は大幅続落。
新型肺炎による企業収益の悪化が改めて懸念され
利益確定売りが波及する展開となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=110円82~83銭近辺と円高に傾倒。
株安を背景に「低リスク通貨」とされる円には買いが先行。
25日発表の2月の米消費者信頼感指数や、
クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長の講演で
米利下げ観測が高まればドル売り圧力が再び高まるとの思惑も
円の支えとなっています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は大幅に続落。
レンジを下にブレイクしたため
下値目途は52週線の位置する2万2,168円付近、
上値目途は26週線の位置する2万3,027円付近と考えて、
レンジ下限で買い、上限で売りという形で
売買をしていくと上手くいきやすいでしょう。
国内景気の後退が懸念されているので
日本株が上昇トレンドを回復するには
時間がかかると見ておりますが、
短期売買でその場をしのぎつつ、
下がりすぎた銘柄を買い付けていく形で
取り組んでいけば十分に利益を狙えると見ています。
海外を中心に中長期目線の投資家が
株を手放しているとの観測も浮上しておりますので、
仕込みは慎重に行っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,960.80 (-1,031.61)
・ナスダック:9,221.280 (-355.310)
・S&P500:3,225.89 (-111.86)
・為替 ドル円:110.84-110.89(-0.89)
『国内』
・日経平均株価:22,605.41(-781.33円)
・TOPIX:1,618.26(-55.74)
・日経ジャスダック平均株価:3,640.55(-87.92)
・東証マザーズ指数:798.36(+20.10)
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■明日の予定
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『海外』
米1月新築住宅販売(2/27 0:00)
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