東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月3日 本日の見出し
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米経済の減速懸念から売りが先行し、
円高の進行が売りに拍車をかける展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
3日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比436円87銭安の2万1,341円74銭と大幅続落。
9月のADP全米雇用リポートでは、
非農業部門(政府部門を除く)の雇用者数の伸びが前月から減速したほか、
欧米間の通商摩擦も世界景気を減速させるとの見方から
リスクオフの動きが優勢となりました。
外為市場でドル=円相場が106円台まで
円高に振れたことも売りに拍車をかけています。
日経平均株価が下げ幅を拡大したことで
リスクオフの動きが優勢とまり、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続落しています。
『海外』
3日午前の香港株式市場でハンセン指数は続落。
前日の欧米株安や香港情勢の先行き不透明感が重荷となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円17~18銭近辺と円高に傾倒。
米国景気の減速懸念が強まりドルに売り圧力がかかったことで
一時は106円台まで円高が進行しましたが、
円買い一巡後は107円台に戻して推移しています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
前日に売られなかった銘柄にも売りが波及し、
本日は大きく下落する展開となりました。
米国の経済指標が悪化したことが懸念されていますが、
市場では株価の大幅下落は過剰反応ではないかという見方も。
また、中国の国慶節の連休が7日までですので、
8日以降には米中閣僚級協議を前に
米中問題についての何らかのニュースが伝わると見ていますが、
米経済指標が悪化していたため
トランプ米大統領も強硬姿勢を強めにくく、
株価を支えるような発言を行う期待もできるでしょう。
ただし、明日夜発表の米雇用統計の内容を見ない限りは
持ち高を動かしにくいことは事実です。
明日までは無理に買いに行かずに
下げた銘柄を打診買いする程度にとどめておきましょう。
週明けに下げ止まりを見計らい
大きく資金を投じていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,078.62ドル (-494.42)
・ナスダック:7,785.246 (-123.439)
・S&P500:2,887.61 (-52.64)
・為替 ドル円:107.12-107.13(-0.55)
『国内』
・日経平均株価:21,341.74円(-436.87円)
・TOPIX:1,568.87(-27.42)
・日経ジャスダック平均株価:3,367.25(-13.17円)
・東証マザーズ指数:859.47(-15.69)
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■明日の予定
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『海外』
米9月雇用統計(21:30)
米8月貿易収支(21:30)
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