東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月10日 本日の見出し
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米中通商協議に関する報道を材料視し乱高下。
後場からは様子見ムードも強まる。
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■本日の相場概況
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『国内』
10日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比95円60線高の2万1,551円98銭と反発。
朝方は米中閣僚級協議の先行きを懸念し売りが先行しましたが、
その後は一転して米中協議の進展を期待させる報道が相次ぎ、
先物に買いが入ったことでプラス圏に値を戻す展開に。
買戻しが一巡した後は、
10日から始まる米中閣僚級の貿易協議を
見極めたいとの思惑から様子見姿勢が強まりました。
中国・上海総合指数が上昇したことも
中国関連株を中心に相場の支えとなりました。
米中の閣僚級貿易協議の開催を10日に控え、
警戒感から個別株に売りが波及し、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は続落しています。
『海外』
10日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。
中国証券当局による深?の資本市場の強化方針を手掛かりに
深?「創業板」指数が大幅に上昇し、投資家心理の支えとなりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円49~50銭近辺と円安に傾倒。
10日から始まる米中閣僚級の貿易協議を前に両国が歩み寄るとの期待が高まり、
運用リスクを回避する姿勢の後退で低リスク通貨とされる円には売りが波及しました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
朝は米中通商協議への警戒感から下げて始まりましたが、
場中にポジティブなニュースが流れ上げ幅を拡大するなど
本日は日本時間中にも米中関連の報道により
相場全体が大きく上下に振れる展開となりました。
特に中小株が軟調だったところを見ると
乱高下に警戒し、持ち高を落とす投資家が
多かったように思えます。
通商協議通過後までは持ち高は傾けにくいので、
通過後に方向感を見極めつつ
売買をすすめていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,346.01ドル (+181.97)
・ナスダック:7,903.743 (+79.965)
・S&P500:2,919.40 (+26.34)
・為替 ドル円:107.45-107.46(+0.24)
『国内』
・日経平均株価:21,551.98円(+95.60円)
・TOPIX:1,581.42(-0.28)
・日経ジャスダック平均株価:3,388.75(-10.19円)
・東証マザーズ指数:852.61(-13.67)
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■明日の予定
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『国内』
9月マネーストック(8:50)
オプションSQ
『海外』
ノーベル平和賞発表
米9月輸出入物価指数(21:30)
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