東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■2月18日 本日の見出し
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米アップルの売上高未達見通しを受け売りが先行。
NYダウ先物や中国株の軟調推移も嫌気し下値を模索する展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
18日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比329円44銭安の2万3,193円80銭と続落。
米アップルの売上高未達見通しを受けた
関連銘柄への連想売りが相場全体を押し下げ、
下値を模索する展開となりました。
17日発表された10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が
市場予想以上に減少していたことからも
投資家心理が悪化しております。
金融緩和への期待から春節の連休前の水準を回復していた
上海総合指数が下げに転じたことも相場の重荷に。
ただ、節目である2万3,000円付近で
投資家心理がリスクオフに傾き
日経ジャスダック指数、
東証マザーズ指数も続落して終了。
『海外』
18日午前の上海株式相場で上海総合指数は反落。
指数が前日に約1カ月ぶりの高値を付けたため、
利益確定売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円73~74銭近辺と円高に傾倒。
欧州経済研究センター(ZEW)が18日に発表する
2月の独景気予測指数などの経済指標の公表を前に、
持ち高を調整する円売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
今夜の米国株価指数次第では、
一段の下値を模索する展開も懸念しなければなりません。
ただ、現在の暖冬傾向は、
新型肺炎の感染拡大にストップをかけるとの見方もあり、
新型肺炎という一時的な問題に大して
投資家心理は悲観に傾きすぎているとも見れます。
現在は高すぎたバリュエーションに対する
調整局面だとして受け入れて
下げ止まりを見極めつつ買いや買い増しを狙っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,423.31 (-25.23)
・ナスダック:9,731.176 (+19.208)
・S&P500:3,380.16 (+6.22)
・為替 ドル円:109.78-109.79(-0.08)
『国内』
・日経平均株価:23,193.80(-329.44円)
・TOPIX:1,665.71(-22.06)
・日経ジャスダック平均株価:3,695.25(-57.90)
・東証マザーズ指数:808.62(-20.19)
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■明日の予定
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『国内』
2月機械受注(8:50)
1月貿易収支(8:50)
1月訪日外客数
『海外』
米1月生産者物価指数(22:30)
米1月住宅着工件数(22:30)
FOMC議事録(1/28~1/29開催分)
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