東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月8日 本日の見出し
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米国とイランの対立激化への警戒感が強まる展開に。
イラン外相の発言で買戻しが入る場面も。
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■本日の相場概況
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『国内』
8日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比370円96銭安の2万3,204円76銭と大幅反落。
今朝に、米軍が駐留する
イラクの基地にイランが攻撃したと伝わり、
米国とイランの対立激化への警戒感が強まりました。
円高進行に加えて、原油高が輸出企業を中心とした
日本の企業業績を圧迫するとの懸念が強まっています。
一方、前引け頃には「我々は事態の深刻化も
戦争も求めていないとイランの外相が述べた」と米CNNが伝え、
買い戻しが入る場面も見られました。
リスクムードが強まったことで、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落しております。
『海外』
8日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反落。
米国とイランの対立激化への警戒から
投資家がリスク回避姿勢を強め、売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円33銭近辺と円安に傾倒。
朝方は米軍が駐留するイラクの基地に対する
イランの攻撃を受けた円買いで
ほぼ3カ月ぶりの円高・ドル安水準まで買われましたが、
その後はトランプ米大統領が米国時間7日夜には演説しないと
米ホワイトハウスが発表したほか、
イラン外相が報復はいったん終了したと自身のツイッターで示唆し、
一転して売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日経平均株価は報道を受けた
短期目線での先物の売買が主導する形で
乱高下を続けております。
指数がすぐに反転して
上昇基調を強めるシナリオは描きにくいですが、
下値での買い意欲は維持している状況です。
目先のシナリオとしては朝の市況でもお伝えした通り、
レンジでの乱高下を想定して、
①日経平均が2万3,000円付近まで下落した場面では打診買い、
②2万3,500円付近まで上昇した場面では空売りなどのリスクヘッジで
対応していけるといいかと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,583.68 (-119.70)
・ナスダック:9,068.581 (-2.884)
・S&P500:3,237.18 (-9.10)
・為替 ドル円:108.37-108.38(+0.05)
『国内』
・日経平均株価:23,204.76(-370.96円)
・TOPIX:1,701.40(-23.65)
・日経ジャスダック平均株価:3,842.05(-30.67)
・東証マザーズ指数:871.00(-22.27)
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■明日の予定
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『国内』
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