東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月11日 本日の見出し
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米中関係の不透明感から上値を追いにくい。
膠着感が強まり、売買低調も低調に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
昨夜には、「米中の交渉担当者は、
対中制裁関税の第4弾の発動見送りを根回ししている」と
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報道。
一方、その後は米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が
「制裁関税の発動はまだテーブルの上にある」と
述べたとも伝わっています。
米国の対中制裁関税「第4弾」が
全面発動される可能性が残っているとして
本日も上値を追いにくく、膠着感の強い展開となりそうです。
また、15日の関税発動が無事見送られても
米中が貿易協議で第1弾の合意に至るのは
年明け以降となる可能性も意識されるでしょう。
その場合、今年は「もう手仕舞って様子を見る」という
投資家も増えやすいかと見ています。
当面は、リスクヘッジの空売りを少し入れつつ、
売買が低調になる中でも値動きの良い
新興株などを短期で狙っていくと利益に繋がりやすいでしょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比27ドル88セント安の2万7,881ドル72セントと反落。
米連邦公開市場委員会(FOMC)や英総選挙、
米国の対中制裁関税「第4弾」の全面発動期限といった
重要日程を前に様子見ムードの強い展開が続いています。
トランプ米政権と野党・民主党の議会指導部が10日、
北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の
修正案で合意したと発表したことは、
市場心理の下支えとなりました。
主力ハイテク株にも売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指数も続落して終了しています。
『為替』
10日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=108円70銭~80銭と円安に傾倒。
米政権が15日に予定する関税「第4弾」の
全面発動を見送る可能性があるとの報道を受け、
リスクオンの円買いがやや優勢になりました。
『日経平均先物』
10日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比80円高の2万3,450円と小幅反発。
米中は15日に控える米国の対中制裁関税「第4弾」の
全面発動を回避するとの期待が広がり買いが先行しましたが、
その後は米中貿易協議の先行き不透明感から売りに押されて終了。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,881.72 (-27.88)
・ナスダック:8,616.184 (-5.643)
・S&P500:3,132.52 (-3.44)
・為替 ドル円:108.79-108.80(+0.17)
『国内』
・日経平均株価:23,410.19(-20.51円)
・TOPIX:1,720.77(-1.30)
・日経ジャスダック平均株価:3,735.06(+13.52)
・東証マザーズ指数:906.21(+0.34)
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■本日のイベント
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『国内』
11月企業物価指数(8:50)
10-12月期法人企業景気予測調査(8:50)
『海外』
パウエルFRB議長会見
米11月消費者物価指数(22:30)
米11月財政収支(12/12 4:00)
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■本日決算発表
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Hamee、太洋基礎、アゼアス、クロスプラス、
菊池製作、シーアールイー、JPNミート、
アセンテック、神島化、ハウテレビ
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■本日の注目銘柄
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・【6736】サン電子
信用倍率1倍割れで逆日歩点灯中。
1,600円付近までの短期的な上昇に期待。
※こちらは直近材料が出た銘柄など、
アナリスト注目の銘柄で推奨ではございません。
また、寄り付いてからの値動きが荒くなり、
相場を見て柔軟な売買判断ができない場合は
リスクが高くなってしまうこともございますので
ご注意いただければと思います。
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