東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■11月26日 本日の見出し
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米中通商協議の進展期待で一時年初来高値を更新。
後場にかけては達成感から伸び悩む展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
26日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比80円51銭高の2万3,373円32銭と続伸。
米ダウ・ジョーンズ通信などが日本時間26日午前に
「米中が第1段階の合意に向けて残る課題について対話を続けることで合意した」と報じ、
米中貿易協議の進展期待で買いが集まる場面も見られました。
ただ年初来高値を更新したことから
達成感での売りが波及し、上げ幅を縮小して終了しています。
話し合いの継続が決まっただけで
協議が大きく前進したわけではないとの見方も、
利益を確定する売りを加速する要因に。
個人投資家の心理も強気に傾いており、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸して終了。
『海外』
26日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は横ばい。
時価総額の大きな資源・素材株が利益確定売りに押され、指数の重荷となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円98~99銭と円安に傾倒。
米中交渉の進展期待が引き続き円相場の重荷となっているものの、
一時300円を超えて上昇した日経平均株価が伸び悩んだのを受けて
円売りに一服感が出ております。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は場中に米中通商協議に関する
ポジティブなニュースが伝わったことで
一気に上げ幅を拡大する場面も。
しかし、年初来高値を達成した後の買いは続かずに、
上げ幅を縮小して終了してしています。
日経平均株価は前週に長い下ひげ、
本日に長い上ひげをつけた形ですので、
目先は上にも下にも動きにくい展開となりそうです。
また、今週は28日(木)が感謝祭で米国が休場となるため
週末にかけて商いが低調となりやすいことも
方向感が出にくい要因となるでしょう。
細かな上げ下げは気にせずに、
落ち着いた売買をすすめていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,066.47 (+190.85)
・ナスダック:8,632.489 (+112.604)
・S&P500:3,133.64 (+23.35)
・為替 ドル円:108.96-108.97(+0.13)
『国内』
・日経平均株価:23,373.32(+80.51円)
・TOPIX:1,705.71(+2.75)
・日経ジャスダック平均株価:3,635.69(+6.36円)
・東証マザーズ指数:905.19(+10.83)
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■明日の予定
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『海外』
米7-9月期GDP改定値(22:30)
米10月耐久財受注(22:30)
米10月個人消費支出・個人所得(22:30)
米10月NAR仮契約住宅販売指数(11/28 0:00)
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