東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月29日 本日の見出し
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日経平均株価は一時2万3,000円突破。
個人投資家の心理が改善し、循環物色も進む。
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■本日の相場概況
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『国内』
29日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比106円86銭高の2万2,974円13銭と続伸。
トランプ米大統領が中国との貿易協議について
「（調整が）計画より早く進んでいる」との認識を示したのをきっかけに、
米中貿易交渉の進展期待が一段と高まり、
日経平均株価は一時2万3,000円を超える展開となりました。
欧州連合（EU）が英国の離脱期限を
20年1月末まで延期することで合意したことも買い安心感につながっています。
投資家心理が改善し個別株に物色の矛先が向いたことで、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸して終了しています。
『海外』
29日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅反落。
前日に買われたハイテク関連株に利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円近辺と円安に傾倒。
米中貿易協議の進展観測や英国の欧州連動（EU）離脱問題への
懸念後退を材料とした円売り・ドル買いが一巡した後は膠着感を強めています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
年末株高を見込む声が徐々に増えてきました。
本日は、直近高値を追っていた半導体関連株が売られ、
新興市場の銘柄に資金が向かうなど
循環物色が上手く進んでいる印象です。
相場の循環物色が盛んな時期は、
好調な銘柄に資金が集まりやすいので
支持線を割り込んでしまった銘柄、陰線が続いている銘柄は
無理に深追いせずに微損でも撤退して
調子のいいところに資金をまわしていければと思います。
年末に向けて稼ぎ時となりそうですので、
調整のきっかけになるようなイベントには警戒しつつも、
積極的に売買を進めて参りましょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：27,090.72ドル （+132.66）
・ナスダック：8,325.986 （+82.867）
・S&P500：3,039.42 （+16.87）
・為替 ドル円：108.98-108.99（+0.25）
『国内』
・日経平均株価：22,974.13円（+106.86円）
・TOPIX：1,662.68（+14.25)
・日経ジャスダック平均株価：3,508.80（+6.19円)
・東証マザーズ指数：877.30（+9.82）
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■明日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合（～10/31）
9月商業動態統計（8:50）
『海外』
米10月ADP全米雇用リポート（21:15）
米7-9月期GDP速報値（21:30）
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