6月9日(火)東京市場大引け。為替の円高傾倒を嫌気した売りが優勢に。
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■6月9日 本日の見出し
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為替の円高傾倒を嫌気した売りが優勢に。
輸出関連は売られるも内需関連には循環物色の動きも。
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■本日の相場概況
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『国内』
9日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比87円07銭安の2万3,091円03銭と反落。
日経平均株価は前日までで6日続伸しており、
短期的な過熱感を意識した売りが優勢となりました。
また外国為替市場でドル円相場が
円高方向に進んだことも相場の重荷となっています。
前場には下げ幅を200円超に広げる場面も見られました。
一方で、新興市場では為替と連動性の低い銘柄などが物色され、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は続伸して終了しています。
『海外』
9日午前の中国・上海株式相場は続伸。
世界の主要な株式市場の上昇が好感されたほか、
緩和マネーが株式市場に流入するとの期待も買いを誘っています。
『為替』
9日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=108円14~15銭と円高に傾倒。
米長期金利が縮小したことで、
日米の金利差縮小を見込んだ円買いが入りました。
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■明日の日本株見通し
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今夜には米FOMCを控えますので、
明日は様子見ムードの強い展開が想定されるでしょう。
ただ、本日は為替が円高に傾倒した分、
新興市場などで内需関連が物色されるなど
個別銘柄については循環物色の動きが見られており、
投資家心理は楽観的なままです。
高値では掴まないように注意しつつ
チャートに基づいて調子のよい個別株を
押し目で拾っていくような形で
取り組みを進められればと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,572.44 (+461.46)
・ナスダック:9,924.745 (+110.664)
・S&P500:3,232.39 (+38.46)
・為替 ドル円:108.00-108.02(-1.48)
『国内』
・日経平均株価:23,091.03(-87.07円)
・TOPIX:1,628.43(-2.29)
・日経ジャスダック平均株価:3,482.23(+6.84)
・東証マザーズ指数:1,020.88(+8.83)
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