12月2日(水)日経平均株価はマイナス圏に落ち込む場面も。
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■12月2日 本日の見出し
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日経平均株価はマイナス圏に落ち込む場面も。
中小型株の物色意欲は強くTOPIXは堅調。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比13円44銭高の2万6,800円98銭と小幅に続伸。
前日の米国株高を受けて買いが先行したものの
高値警戒感から利益を確定する売りが波及し
マイナス圏に落ち込む場面も見られました。
ただ、出遅れ感のあった銘柄に買いが入ったことで
TOPIXは底堅く推移しています。
新興市場でも個別物色の動きが見られ
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も上昇して終了。
『海外』
2日午前の中国・上海株式相場は小幅続伸。
中国景気の回復期待が根強いなかで、
足元で冴えない動きが目立っていた
ハイテク株に押し目買いが優勢となりました。
『為替』
2日14時時点の東京外国為替市場で
相場は1ドル=104円38~39銭近辺と円安に傾倒。
新規性のある材料がなく、
方向感に欠ける展開となっています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日経平均株価は、
2万7,000円近辺での高値警戒感が強く、
本日は想定より伸び悩んだ印象です。
そうしたなかで、現在は日経平均株価を
TOPIX(東証株価指数)で割った
「NT倍率」が算出が始まってから
最大の水準にまで拡大しています。
相場の先高観が強まり、
日経平均先物の価格が急速に上昇しますと、
現物の日経225採用銘柄が
先物の上げにつられる形で上昇するため、
日本を代表する225銘柄で算出されている日経平均株価と
東証1部の銘柄で算出されているTOPIX(東証株価指数)の
差が広がりやすいのですが、
こうした現象が過去類を見ない水準で
起きていると言えます。
NT倍率の拡大後は、遅れて中小型株に買いが入り、
徐々に倍率が小さくなっていくことが多いので、
しばらくは日経平均株価が高値で乱高下しながらも、
中小型株には個別で物色の矛先が向くような
展開になりやすいと言えるでしょう。
主力株には手仕舞い売りも出やすいと見られますが、
テーマ性の強い銘柄などには物色が続く期待が高いため、
主力株が崩れたタイミングなどの
押し目を狙って人気の高い中小型株を
仕込んでいくのが有効な戦略となりそうです。
明日、明後日と相場の押し目を狙って
順次銘柄をお出ししていければと思います。
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■明日の予定
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『国内』
30年国債入札
『海外』
米11月ISM非製造業指数(12/4 0:00)
非加盟国を含めたOPECプラス会合
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,823.92(+185.28)
・ナスダック:12,355.106(+156.369)
・S&P500:3,662.45(+40.82)
・為替 ドル円:104.43-104.45(+0.10)
『国内』
・日経平均株価:26,800.98(+13.44円)
・TOPIX:1,773.97(+5.59)
・日経ジャスダック平均株価:3,679.33(+11.13円)
・東証マザーズ指数:1,265.56(+2.55)
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