東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月23日 本日の見出し
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米中関係が改善するとの期待から買いが優勢に。
半導体関連は米TIの決算を受け軟調。
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■本日の相場概況
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『国内』
23日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比76円48銭高の2万2,625円38銭と続伸。
21日に米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は、
米国と中国の貿易協議が進展すれば12月に予定する
中国製品に対する追加関税の発動を取り下げる可能性を示唆。
米中関係の改善、世界景気の改善期待から
景気敏感株に買いが優勢となりました。
一方で、米半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)が
22日に発表した決算が市場予想に届かなかったことで、
半導体関連株には売りが波及しています。
日経平均株価が続伸となったことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸して終了。
『海外』
23日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反落。
7~9月期の決算発表が本格化するのを前に、
目先の利益を確定する売りがやや優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円35銭近辺と円高に傾倒。
英議会での欧州連合(EU)離脱案審議を巡る不透明感が改めて強まり、
リスク回避の円買いがやや優勢となりました。
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■水曜日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価のチャートを見ると
長い下ひげをつけておりますので
下値での買い意欲の強さは継続していると言えるでしょう。
日経平均先物の取引において
最近はアルゴリズムを利用したトレンドに沿った
売買の量が多いので、流れには逆らわずに
安いところを狙って買いを続けていければと思います。
また、本日は米クドロー委員長による発言によって
12月の対中関税が取り下げられる可能性が意識されたことも
ポジティブに捉えられたと見ています。
24日には、ペンス米副大統領が
対中政策について演説すると報じられているので
米要人の対中貿易問題に関する発言は材料視されやすいとして、
注意・注目していければと思います。
推奨中銘柄の中でも上げ幅を拡大しているものについては
明日ある程度利益確定を推奨していく予定です。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,788.10ドル (-39.54)
・ナスダック:8,104.295 (-58.692)
・S&P500:2,995.99 (-10.73)
・為替 ドル円:108.34-108.35(-0.22)
『国内』
・日経平均株価:22,625.38円(+76.48円)
・TOPIX:1,638.14(+9.54)
・日経ジャスダック平均株価:3,455.30(+17.19円)
・東証マザーズ指数:853.80(+8.59)
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■木曜日の予定
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『国内』
20年国債入札
東京モーターショー2019(東京ビックサイト、~11/4)
『海外』
ECB定例理事会(ドラギ総裁記者会見)
米9月耐久財受注(21:30)
米9月新築住宅販売(23:00)
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