東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■9月4日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
前日の米主要3指数が下落した流れを引き継ぎ売りが先行。
売り一巡後はプラス圏に浮上も低調な売買が続く。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
4日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比23円98銭高の2万0,649円14銭と小幅続伸。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した
8月の製造業景況観指数が3年ぶりに好不調の境目となる50を下回ったことで、
前日の米国株市場で主要3指数が下落した流れを引き継ぎ
売りが先行する展開となりました。
売り一巡後は、為替が1ドル=106円台に戻したことや、
アジア株の堅調推移を背景にプラス圏に浮上。
ただ、売り方のの買戻しが中心で
積極的な買いは見られず、引き続き売買高は低調です。
米景気減速の懸念が意識されたことで、
新興市場でも半導体関連株や設備投資関連株への売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反落して終了。
『海外』
4日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。
70周年となる10月1日の国慶節(建国記念日)を前に、
追加の景気刺激策への期待が相場の支えとなりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円05~06銭と円安に傾倒。
米製造業の景況感が悪化し、
米景気の先行きに対する懸念から円買いが先行しましたが、
オーストラリアの経済指標の結果が
底堅さを示したことで豪ドルに対して円が売られ、
円売り・米ドル買いに波及しています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
米国市場の3連休は明けましたが
相変わらず売買高は低調で、
膠着感の強い展開が続いております。
米中摩擦が世界経済に与える影響が懸念されるほか、
国内では来月に消費増税を予定しているため
投資家は手控えムードを強めざるを得ない模様です。
とはいえ、日経平均株価の下値は堅いので、
下げた場面では積極的に買いに入るべきでしょう。
今週末は米8月雇用統計発表を控え、
金曜日に手仕舞い売りが出る可能性が高いので
明日少し銘柄の売却を推奨していく予定です。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:26,118.02ドル (-285.26)
・ナスダック:7,874.158 (-88.724)
・S&P500:2,906.27 (-20.19)
・為替 ドル円:106.20-106.21(+0.22)
『国内』
・日経平均株価:20,649.14円(+23.97円)
・TOPIX:1,506.81(-3.98)
・日経ジャスダック平均株価:3,295.28 (-3.69円)
・東証マザーズ指数:843.98(-7.11)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
30年国債入札
『海外』
米8月ADP雇用リポート(21:15)
米7月製造業受注(23:00)
米8月ISM非製造業指数(23:00)
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~