東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■11月12日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
前場は高値警戒感から揉み合い基調に。
後場からは香港株の堅調推移などを好感し上げ幅を拡大。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
12日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比188円17銭高の2万3,520円01銭と反発。
香港の混乱が続く中で、高値警戒感もあり、
午前中は小幅高水準で揉み合い基調となりました。
ただ、後場にかけては香港株などが堅調に推移したことで、
投資家心理が好転、売り方の買い戻しも加速、
上げ幅を拡大して終了しています。
ドル円相場が1ドル=109円台で堅調に推移したことも
安心材料となりました。
好材料を発表した銘柄が指数を押し上げ、
日経ジャスダック平均は続伸、
バイオ関連銘柄などが軟調で
東証マザーズ指数は続落しています。
『海外』
12日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
米中摩擦の先行きや中国の国内景気動向を見極めたいとのムードが強く、
朝方の買い一巡後に売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円13~14銭近辺と円安に傾倒。
日経平均株価の上昇に歩調を合わせた円売りが見られました。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
本日は揉み合いと思いきや底堅さが好感され、
日経平均株価は上げ幅を拡大して終了となりました。
日経平均先物は前日の夕方に5日線を割り込んでいましたが
下値での買い意欲が強く、同線を回復したため
売り方の買い戻しが加速した模様です。
世界景気が底入れるとの期待は依然として強く
トランプ米大統領やパウエルFRB議長が
株式市場にとってポジティブな発言をすれば
日経平均株価2万4,000円もあり得るでしょう。
投資家心理がポジティブに傾いているうちは
セクター別の物色動向などを見ながら
出遅れ感が強く、物色の矛先が向きそうな銘柄に
資金を寄せていくのがいいかと見ています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:27,691.49ドル (+10.25)
・ナスダック:8,464.277 (-11.035)
・S&P500:3,087.01 (-6.07)
・為替 ドル円:109.22-109.23(+0.27)
『国内』
・日経平均株価:23,520.01円(+188.17円)
・TOPIX:1,709.67(+5.64)
・日経ジャスダック平均株価:3,548.97(+11.84円)
・東証マザーズ指数:865.10(-2.58)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
10月企業物価指数(8:50)
『海外』
米10月消費者物価指数(22:30)
米10月財政収支(11/14 4:00)
パウエルFRB議長による米議会の上下両院合同経済委員会の公聴会での議会証言
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~