東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■10月2日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米国の景気後退リスクが意識されて売りが先行しましたが、
円高進行が一服したことで下げ幅を縮小して終了。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
2日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比106円63銭安の2万1,778円61銭と反落。
1日発表の米ISM製造業景況感指数が市場予想を下回り
10年3ヶ月ぶりの低水準となったことで、
米国の景気後退リスクが意識されて売りが先行する展開となりました。
ただ、外国為替市場での円高進行が限定的だったため
徐々に買いが入り、下げ幅を縮小して終了しています。
米製造業の景況感指数の悪化を背景に投資家心理が悪化し、
日経平均株価が下落した流れを受けて
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落。
『海外』
国慶節(建国記念日)の休場明け2日午前の香港株式市場で
ハンセン指数は小幅に反落。
前日の米国株安や香港域内での
反中デモの過激化を嫌気する売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円77~78銭近辺と円高に傾倒。
米経済指標の悪化を受けて円買い・ドル売りが先行しましたが、
日本時間2日午前の時間外取引で米長期金利が上昇し
日米金利差の縮小観測がやや後退したことで円は上げ幅を縮小しています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
前日の米経済指標を発端に市場のムードが悪化しましたが、
終わってみれば日経平均株価の下げ幅は限定的。
9月頃から「日本株は需給面で下げにくい」という話をよく聞きます。
各国の中央銀行が緩和政策を推進しているため
世界的にお金が余っていますし、
日本株は既に割安水準まで売り込まれている銘柄が多いです。
海外でも「米国の経済指標が悪いのであれば、
割安な日本株を買おう」とも考えられやすいでしょう。
新たに好材料が出て来なければ大きくは上がりにくいですが、
下支えの強い地合いが継続し
個別銘柄が盛んに物色される期待は高いでしょう。
物色対象になりそうな銘柄を、
なるべく安い水準で仕込んでいただけるように
分析をすすめてまいりますので、
しっかりついてきてくださいね。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:26,573.04ドル (-343.79)
・ナスダック:7,908.685 (-90.653)
・S&P500:2,940.25 (-36.49)
・為替 ドル円:107.80-107.85(-0.54)
『国内』
・日経平均株価:21,778.61円(-106.63円)
・TOPIX:1,596.29(-6.71)
・日経ジャスダック平均株価:3,380.42(-4.71円)
・東証マザーズ指数:875.16(-1.88)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
米8月製造業受注(23:00)
米9月ISM非製造業指数(23:00)
休場:韓国
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~