東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■8月13日　本日の見出し
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米中摩擦や香港大規模デモを受け投資家心理が悪化。
買い手不在の中下げ幅を広げる展開に注意。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。

9日にトランプ米大統領は
米中貿易摩擦について、
「中国と合意する準備ができていない」と指摘。

12日には香港国際空港で「逃亡犯条例」改正案に絡む
大規模な抗議活動が起きて
同日中に発着する航空便が全て欠航になるなど
連休中の海外ではネガティブなニュースが続きました。

前日の米国株も大幅下落、
為替も円高に傾倒しており、
投資家心理がリスクオフに傾いています。

ただでさえ商いが低調になりやすい
お盆休みの期間ですので、
買い手不在で下落幅が大きくなる
可能性にも注意が必要です。

一方で前週末9日には
国内企業の決算発表がピークを迎えており、
市場予想を大きく上回る決算を発表した銘柄などには
買いが集まりやすいでしょう。

短期目線ではこういった銘柄の
押し目を狙っていければと思います。

中長期目線では少し慎重に買い時を見計らっていきましょう。

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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』

12日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比389ドル73セント安の2万5,897ドル71セントと大幅続落。

中国人民銀行（中央銀行）が12日、
人民元取引の対ドル基準値を8営業日続けて元安に設定したことで
米国の反発を招きかねないと受け止められ
米中摩擦に関する警戒感が強まっています。

また、香港の航空当局は12日、
「逃亡犯条例」の改正案を巡る大規模抗議活動による混乱を理由に
香港国際空港を発着する全便の欠航を決定。

アジアの金融中心地である香港情勢の悪化が
世界の企業活動に悪影響を与えるとの懸念につながっています。

米債券市場ではリスク回避の債券買いで
米10年物国債利回りが大きく低下し、
2年債との利回り差が一時0.05%まで縮小。

投資家心理を測る指標となる米株のVIX指数も
21台まで上昇しています。

投資家心理の悪化を受けて
ナスダック総合株価指数も続落して終了。

『為替』

12日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円20～30銭と円高に傾倒。

米中貿易摩擦の激化に加え、
香港のデモ拡大やイタリア政局の混乱などを背景に
リスク回避の際に買われやすい円に資金が向いています。

『日経平均先物』

12日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比220円安の2万0,265円と続落。

米中貿易摩擦や香港情勢の悪化への警戒感が広がり、
米株とともに売られています。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：25,897.71ドル　(-389.73)

・ナスダック：7,863.411　(-95.729)

・S&P500：2,883.09　（-35.56）

・為替　ドル円：105.24-105.25（-0.70）

『国内』

・日経平均株価：20,684.82円（+91.47円）

・TOPIX：1,503.84（+5.18)

・日経ジャスダック平均株価：3,379.16　（-5.54円)

・東証マザーズ指数：871.74（-4.33）

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■本日のイベント
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『国内』

7月企業物価指数(8:50)
6月第3次産業活動指数(13:30)
7月工作機械受注(15:00)

『海外』

独8月ZEW景況感指数(18:00)
米7月消費者物価指数(21:30)

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■本日決算発表
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そーせい、サイボウズ、ラクス、ヨコレイ、
オイラ大地、ハウスドゥ、ＦＦＲＩ、
カルナバイオ、ＱＢネットＨＤ、ＷＳＣＯＰＥ、
ベルトラ、ワタミ、パンパシＨＤ、
Ｗｉｓｍｅｔａｃ、クラウドワクス、
ユーザベース、アドベンチャ、ウェルビー、
レスターＨＤ、イーレックス

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■本日の注目銘柄
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・【7047】ポート
前週末に好決算と立会外取引での自己株式取得を発表し、
現在はストップ高気配となっています。

まだ保有されている場合は、
張り付いていれば明日まで持ち越しでいいかと見ていますが、
剥がれてくるようであれば利益確定も視野にご検討ください。

・【3782】ディー・ディー・エス
19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結営業損益は
900万円の黒字(前年同期は2億0,600万円の赤字)に浮上。

業績面の改善を好感し、短期的に上値を追う展開に期待。

※こちらは直近材料が出銘柄や市場で
　注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
　ご質問等があればお気軽にご連絡ください。