6月2日(水)ワクチン普及、景気回復に期待した買いが優勢に。
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■6月2日 本日の見出し
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米ナスダック指数の下落を受けて売り先行も、
ワクチン普及、景気回復に期待した買いが優勢に。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比131円80銭高の2万8,946円15銭と反発。
朝方は売りが先行したものの、
ワクチン普及による景気回復期待から
押し目では買いが入り上昇に転じて終了しています。
しかし、米ISM非製造業景況感指数、
米雇用統計などの重要経済指標発表を週内に控え、
2万9,000円に乗せた場面では戻り売りも見られました。
日経ジャスダック平均株価は上昇も、
米長期金利の上昇が重荷となり、
東証マザーズ指数は続落して終了。
『海外』
2日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反落。
中国景気の回復期待で買いが先行したものの、
高値警戒感から徐々に利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
1日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円68~69銭近辺と円安に傾倒。
日経平均株価の上昇を受けて、
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです、本日もお疲れさまでした。
日経平均株価は、景気回復を見込んで
堅調な値動きを続けています。
しかし、75日移動平均線(2万9,232円)近辺は
壁として意識されると見られ、
同価格帯を上抜くには現在軟調に推移している
ハイテク株などの切り返しが焦点となるでしょう。
となると、週内発表の重要経済指標を受けた
米長期金利の動向がポイントになると見られます。
新興市場などを見ていましても、
大分調整が進んでいる銘柄も目立ちますので、
底入れに期待しつつ、注目していきたいです。
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■明日の予定
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『国内』
10年国債入札
『海外』
米5月ADP全米雇用リポート(21:15)
米5月ISM非製造業指数(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,575.31(+45.86)
・ナスダック:13,736.478(-12.261)
・S&P500:4,202.04(-2.07)
・ドル円:109.71-109.72(+0.23)
『国内』
・日経平均株価:28,946.14(+131.80)
・TOPIX:1,942.33(+16.15)
・日経ジャスダック平均株価:3,897.77(+1.01円)
・東証マザーズ指数:1,135.80(-5.94)