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8月10日(火)円安や米国株の底堅さを好感して買い先行。

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■8月10日 本日の見出し
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円安や米国株の底堅さを好感して買い先行。
2万8,000円近辺では伸び悩む展開か。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。

前週末の米国株市場では、
市場予想以上に良好な内容となった
7月米雇用統計を好感して景気敏感株に買いが優勢に。

NYダウ平均は過去最高値を更新しており、
底堅い米国株の動きを受けて
本日の日本株市場は買い先行の展開となりそうです。

強い米経済指標を材料としたドル買いが入り
為替が円安方向に動いていることも
日本株にとってはポジティブでしょう。

ただし、昨夜はダウ平均が反落するなど、
米国株価指数の動きを見ると
高値圏で強弱感も強まっている模様です。

国内感染者数が高水準で推移していることも重荷で、
日経平均株価が2万8,000円に近付く場面では
戻り売りが波及し、伸び悩む展開も想定されるとして
本日の相場を見ていきましょう。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

9日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比107ドル91セント安の3万5,100ドル60セントと反落。

ダウ平均は前週末に過去最高値を付けた後とあって
短期的な利益確定売りが優勢となりました。

中国でも新型コロナのインド型の感染が拡大しており、
景気の先行き不透明感を意識した売りも波及。

ただ、今後の雇用改善が見込まれるなかで下値は堅かったほか、
決算発表を意識した好業績銘柄への買いが入り、
ナスダック指数は小幅に上昇して終了しています。

『為替』

9日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=110円30~40銭と円安に傾倒。

米雇用回復によって米FRBがテーパリング開始の
議論を進めやすくなるとの見方から円売りが優勢となりました。

日経平均先物

9日のシカゴ日経平均先物9月物は、
前週末比15円高の2万7,890円と続伸。

ドル円相場が円安方向に動いたことや、
米国株価指数が堅調に推移したことで
買いが優勢となっています。

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■本日の予定
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『国内』

7月景気ウォッチャー調査(14:00)

『海外』

独8月ZEW景況感指数(18:00)
米3年国債入札

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■本日決算発表
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ソフトバンクG、ブリヂストン、日ペイントH、アサヒ、三井不、
大和ハウス、キリンHD、INPEX、GMOPG、T&DHD、
日産化、飯田GHD、近鉄GHD、ワークマン、日本新薬
パーソルHD、F&LC、昭電工、東急不HD、横河電、住友林、
IHI、東建物、ロート、IIJ、TOYOTIRE、GMO、
東海カ、太平洋セメ、堀場製、上組、テクノプロHD、セイノーHD、
DIC、ショーボンド、ヤオコーアルバック日揮HD、IRJHD、
ニプロ、第一興商、日製鋼、イーレックス、伊予銀、HUグループ、
パイロット、コロワイド、フジシール、阪和興、エスケー化研、
マルハニチロエディオン、バローHD、大気社北越コーポ、
石油資源、昭和産、フクシマガリレ、プレイド、ヘリオス、GMO-FG、MTG

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:35,101.85(-106.66)

・ナスダック:14,860.177(+24.415)

・S&P500:4,432.35(-4.17)

・為替:110.31-110.32(+0.60)

『国内』

日経平均株価:27,820.04(+91.92)

TOPIX:1,929.34(+0.36)

・日経ジャスダック平均株価:3,902.43(-16.50円)
 
東証マザーズ指数:1,064.74(+1.83)

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■本日の注目銘柄
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・【6324】ハーモニック・ドライブ・システムズ

22年3月期業績予想を上方修正。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。