9月1日(火)米国株の下落を受け売り先行も下値は限定的に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■9月1日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株の下落を受け売り先行も下値は限定的に。
企業業績が底入れるとの期待も支え。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
1日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比1円69銭安の2万3,138円07銭と小幅に下落。
米国株市場が下落した流れを引き継ぎ売りが先行したものの
新型コロナの影響で落ち込んだ企業業績の
底入れが意識されており、下げ幅は限定的となりました。
8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が53.1と
前月の52.8から上昇し、約9年半ぶりの
高水準になったことも好感されています。
新興市場ではコロナ禍でも業績好調な銘柄を中心に買われ、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
1日午前の中国・上海株式相場は反発。
好調な経済市場を材料として、
景気回復期待が高まっています。
『為替』
1日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円75~76銭と円高に傾倒。
米国で低金利政策が長期化するとの観測から、
ドルがユーロなどに対して売られ、円買いに波及しています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
日経平均株価の値動きには強弱感があり、
少し不安定な印象を受けますので、
目先は、ある程度の調整を見越した上で
売買を行うべき局面だと見ています。
買い付け、売却の際には
どん底で買って天井で売るという発想ではなく、
この辺りの価格帯で買って、
この範囲内で売却するといった意識の元、
タイミングを分散しての売買を行うと
良いリスク分散になると見ています。
スケジュール面では米国で2日(水)に民間の8月雇用統計、
4日(金)に雇用統計を控えます。
長期金利の動向や景気回復の程度によっては、
バリュー株とグロース株のどちらかに
物色が偏る可能性もありますので、
保有銘柄のセクターを分散させるのも有効な戦略でしょう。
少し気を付けることは多いですが、
引き続き個人投資家の買い意欲は強く
利益は狙いやすい環境だと見ておりますので
コツコツと売買を行っていければと思います。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
8月マネタリーベース(8:50)
『海外』
米8月ADP全米雇用リポート(21:15)
米7月製造業受注(23:00)
ベージュブック
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:28,430.05 (-223.82)
・ナスダック:11,775.456 (+79.823)
・S&P500:3,500.31(-7.70)
・為替 ドル円:105.71-105.72(-0.11)
『国内』
・日経平均株価:23,138.07(+1.69円)
・TOPIX:1,615.81(-2.37)
・日経ジャスダック平均株価:3,543.77(+11.85)
・東証マザーズ指数:1,154.51(+32.87)
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~