東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■8月22日 本日の見出し
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米国株上昇を心理的な支えとして堅調な展開に。
買い一巡後はジャクソンホール会議を前に膠着感強まる。
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■本日の日本株概況
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前日の米国株の上昇は、
「米国内消費の堅調さ」が要因ですので
日本株への影響は大きくはないと見ていますが
投資家心理が改善していることはプラス材料となり
本日は堅調な展開が想定されます。
ただ「中国は米国との間で通商合意に至らない
シナリオについて準備を進めている。」と
中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報の
胡錫進編集長が情報源を明らかにせずにツイートするなど、
米中の貿易問題にも解決の糸口が見えておらず、
世界経済は先行きが不透明なまま。
今後の相場の方向性は、
本日より行われるジャクソンホール会議、
特に23日のパウエルFRB議長講演で
米国の金融政策に関してどういった発言があるかに
委ねられると見ているため、
買い一巡後は膠着感が強まりやすいでしょう。
本日の買いは高値掴みになりかねないので、
新しい銘柄は明日に
下げたところを狙って推奨していく予定です。
余談ではありますが、
20日にはイタリアの政局混乱を巡る懸念が浮上し、
欧州株が大きく下落していましたが
1日でほとんど戻しています。
こういった実体経済へのインパクトが
限定的だと見られる事象での下げは
一時的になることが多いため
買い場だとして注目してみましょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
21日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比240ドル29セント高の2万6,202ドル73セントと反発。
7月のFOMC会合議事要旨では、
同会合で実施した利下げについて、低過ぎるインフレに加え、
トランプ大統領の貿易戦争を巡る不透明感を要因とし、
長期的な利下げサイクルの一環とは
捉えていなかったことが示唆されたため、
議事要旨公表後には一時大きく下げる場面も見られました。
ただ、小売業で市場予想を上回る四半期決算の発表が相次ぎ、
米個人消費が堅調さを維持しているとの見方が相場の支えに。
政局混乱を巡る懸念がくするぶイタリアなど
欧州株式相場が軒並み上げたのも投資家心理を上向けました。
アップルなど主力のハイテク株に買いが広がり
ナスダック総合株価指数も反発して終了。
『為替』
21日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円55~65銭と円安に傾倒。
米株式相場が上昇したことで、
リスク回避の際に買われやすい円には売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
21日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比205円高の2万0,685円と反発。
欧州株高に加え、米株式相場も上昇したことで、
景気減速への過度の警戒感が後退しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,202.73ドル (+240.29)
・ナスダック:8,020.208 (+71.648)
・S&P500:2,924.43 (+23.92)
・為替 ドル円:106.57-106.62(+0.03)
『国内』
・日経平均株価:20,618.57円(-58.65円)
・TOPIX:1,497.51(-9.26)
・日経ジャスダック平均株価:3,343.13 (-11.10円)
・東証マザーズ指数:882.46(+0.83)
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■本日のイベント
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『国内』
6月全産業活動指数(13:30)
『海外』
米7月景気先行指数(23:00)
米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会合(~8/24)
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■本日の注目銘柄
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・【4335】アイ・ピー・エス
今期増益見通しを発表したことでトレンドを転換。
5日線を支えとして上値を追う展開に期待。
・【3054】ハイパー
500円台で値固めを完了し、短期的に戻りを試す展開に期待。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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