東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■6月14日 本日の見出し
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為替や香港市場の落ち着いた動きを好感し、
SQ値を上回る水準で堅調な推移に。
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■本日の相場概況
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『国内』
14日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比84円89銭高の2万1,116円89銭と反発。
オマーン沖での石油タンカー攻撃などで
地政学リスクが意識されましたが、
ドル=円や香港ハンセン指数などの落ち着いた動きが
安心材料となり、堅調な推移となりました。
原油先物相場が上昇したことで、
鉱業など資源関連株に買いが入ったことも相場の支えに。
週末であることや米中の経済指標の発表を前に
景気敏感株の売り持ち高が買い戻された面もありました。
一方で、米半導体大手のブロードコムが業績予想を下方修正し、
東エレクなど日本の半導体関連銘柄が売られたことで
日経平均は下落する場面も。
日経平均株価が小幅高で推移するなど
相場のボラティリティーが低下する中で主力株に買いが入り
ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反発しています。
『海外』
14日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅反落。
14日午後に5月の中国の主要経済指標発表を控え、
結果を見極めたいとの様子見気分からの売りが優勢となっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円33～35銭と横ばい。
中東ホルムズ海峡近くでタンカー2隻が攻撃を受けたことで、
地政学リスクが意識され、リスクオフの円買いが先行しましたが
日経平均株価が堅調に推移したことで円売りも出ています。
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■来週の日本株見通し
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6月限の日経平均先物・オプションSQ値は2万1,060円56銭となり、
日経平均株価がそれを上回る水準で引けたことから
需給面で見ると目先は底堅い値動きに期待ができそうです。
また、18・19日には米FOMCが予定されるため、
19日(水)の日本時間の夜間に行われる会見で
パウエルFRB議長がどのような発言をするかに注目。
現在の相場が利下げ期待で堅調さを保っているため
来週再来週の相場の方向感を決める重要な材料となりそうです。
不透明感が強い状態が続いていますが、
需給面は決して悪くないため
米中関係のヘッドラインや為替動向などに
左右されにくい銘柄を中心に買い進めていきたいとして
来週の相場を見ていきます。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：26,106.77ドル (+101.94)
・ナスダック：7,837.130 (+44.410)
・S&P500：2,891.64 （+11.80）
・為替 ドル円：108.30-108.31（-0.04）
『国内』
・日経平均株価：21,116.89円 (+84.89円)
・TOPIX：1,546.71（+5.21)
・日経ジャスダック平均株価：3,382.55円 (+19.81円)
・東証マザーズ指数：912.90（+18.70)
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■月曜日の予定
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『国内』
5月首都圏マンション販売（13:00）
『海外』
米6月ニューヨーク連銀景気指数（21:30）
米、対中関税「第4弾」の発動に関する公聴会を開催予定
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■株式2.0参加者様へワンポイント！
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アナリストの江口です。
今週も一週間お疲れさまでした！
お持ちの銘柄によって
まちまちだったかとは思いますが、
来週は弊社とっておきの銘柄を複数推奨予定ですので
期待してお待ちいただければと思います。
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