東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■7月5日 本日の見出し
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米雇用統計の発表を前に様子見ムード強まる。
好決算を発表した銘柄などに買いが入り指数は小幅続伸。
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■本日の相場概況
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『国内』
5日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比43円93銭高の2万1,746円38銭と続伸。
4日の米株式市場が休場となったことから
売買材料に乏しく小動きとなりました。
今夜に発表される6月の米雇用統計の結果を見極めたいとして
様子見ムードも強まっています。
米シカゴ市場の時間外取引で
米株価指数先物が底堅く推移していることは支えに。
値動きの軽い小型株の一部に個人投資家の資金が向かい、
ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続伸しています。
『海外』
5日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅に続落。
中国経済減速への警戒がくすぶるなか、
割高感のある銘柄に売りが出ています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=107円86~87銭近辺と小幅に円安傾倒。
日経平均株価が堅調に推移したことで円売りが優勢となりましたが、
日本時間21時30分発表の6月の米雇用統計を見極めたいとして
様子見姿勢も強まっています。
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■来週の日本株見通し
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来週から国内企業の4-6月期決算発表が本格化します。
5月の決算発表では、市場予想を下回る
今期業績見通しを発表した3月期決算企業が多かったほか
米中関係悪化懸念が高まっていたことも相まって
決算内容がそこまで悪くなかったとしても
決算発表通過後に売られる銘柄が多かった印象です。
その後、底値圏で揉み合ったことで
需給が改善してきている銘柄が多く、
米中も通商協議を継続する見通しと、マクロ要因も好転。
今回の決算期は3月期決算企業が
第1四半期の業績を発表することになりますので、
計画に対して良好な進捗を示せば
5月に売られた分大きく値を戻す期待ができるでしょう。
イベント面では、まず今夜の6月米雇用統計に注目が集まります。
すでに民間の6月米雇用統計の発表を受けて
NYダウは最高値を更新しておりますので、
株式市場にとっては好材料になる可能性が高いと見ていますが、
円高が進行するリスクには注意が必要です。
また、6月米雇用統計を好感しNYダウが堅調に推移した場合は
7月10日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言と
6月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表に注意。
市場予想よりも利下げに積極的ではない姿勢が見られれば
利益確定売りが加速する可能性もあるでしょう。
10日のパウエルFRB議長発言には注意が必要ですが、
好決算を発表した企業などには買い安心感も生まれるとして
来週の相場を見ていきます。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,966.00ドル (+179.32)
・ナスダック:8,170.231 (+61.139)
・S&P500:2,995.82 (+22.81)
・為替 ドル円:107.91-107.92(+0.11)
『国内』
・日経平均株価:21,746.38円 (+43.93円)
・TOPIX:1,592.58(+2.80)
・日経ジャスダック平均株価:3,454.58円 (+4.59円)
・東証マザーズ指数:925.93(+4.09)
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■月曜日の予定
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『国内』
5月経常収支(8:50)
5月機械受注(8:50)
6月景気ウォッチャー調査
『海外』
米5月消費者信用残高(7/9 4:00)
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■アナリストよりワンポイント!
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アナリストの江口です。
来週から決算発表が本格化しますので、
個別で値幅を取りやすいと分析しています。
銘柄推奨も複数予定しておりますので、
是非お買付けを進めていっていただければと思います。
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